自由に言える空間を作る

自由に言えるって本当に自由なのか。
ある程度、枠があったほうが、本当は自由に言いやすい。本当に「自由」だとしたら、逆に言いづらい事もありませんか。

「なんでも言っていいよ」と言われて、すぐになんでも言える人の方が少なくて、誰かが集まる時には、その集まった目的があるはずです。
その目的からも外れて自由にというのは、きっと望まれていない。
「なんでも言っていい」という時ほど、「◯◯について」「◯◯のためになること」など、ある程度「枠」が決まっていた方が、話しやすい気がします。

この「枠」が、あまりにも小さいと「自由」を感じないし、大きすぎてもまた「枠」がないように感じられて、話しづらい。「枠」の大きさも結構重要だと感じます。

会議運営を任される事があるのですが、お互いの関係性なども影響しますが、「自由にどうぞ」と言って話せるなら、私は必要ないわけで、私が居るから自由に話せるとしたら、その部分の「枠」作りが大切なのかと思います。

しかも、たまに「雰囲気はどうか」と雰囲気についても話す時間を持つことは、会議自体の雰囲気づくりに大きく影響します。

会議や、そこまでオーバーじゃなくても話せる場作りをする場面では、意識しているからできるのに、日頃は「なんでも言って」「いつでも声かけてね」と、枠がない言葉を投げてしまい、結局は声がかけづらい状況を私自身が作ってしまっているように思います。

反省をこめて、日頃の声のかけ方も、少しだけ「枠」をつけてみたいなと感じました。

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