報告とは、興味をもっていただくことなのかもしれない。

先日、「ある歳に近づくと女性はシマリがなくなって、急に劣化して見える。」という話をしている男性陣の話を聞き耳を立てて聞いてしまいました。
なぜなら、私自身がその年代だからです。

自分の年代とかぶるので、「私もそう思われているのだな」「私はどう見えているのだろうか」「劣化かあ」と我が身に置き換えて聞いていました。
戒めにしようと思いながらも、「運動したらいいのかなあ」「年齢のせいならばどうしようもないのかなあ」と考えてしまって、ぐるぐると考えていると、その男性陣は、周りの女性を見始めました。

「わあ、私も見られちゃう」と思いきや、スルー。
我が身に置き換えてみたから、見られるわけではなく、興味があるかないかですから、スルーでした。

これは、見た目のことでしたが、仕事でも同じだなあと、ちょっと気持ちを取り直すためにも考えてみました。

誰かが注意されて、自分も気をつけようと思ってやることは大切なことだけれど、before afterを見られているわけではないから、黙っていて「こんなに頑張っています」と思ったところで、見てもらえるとは限らない。

そんな時に有効なのは、報告なんだろうと思います。
アピールのためだけに使うものではなく、相手に安心していただくためのものでもなく、日頃から報告をしていることで、まず興味を持っていただくこと「も」、できるかもしれません。また、before afterも感じていただけるかもしれません。
「最近、文書の作り方がわかりやすくなってきたね。」「早く終わるようになったね。」など、変化をみていただけるようになるのかもしれません。

見た目の話ではありませんが、自分に置き換えて、自分自身の成長を促せるのは良いことだろうと私自身も思って続けています。
けれども、それを評価する側が、「あなたにも言っているんだよ」という思いがない限り、自分の変化は見られているわけでもないですし、そもそも興味も持たれていないかもしれません。

まずは、小さな報告を積み重ねていくこと。
それが、安心や業務遂行のためだけでなく、自分自身にも興味をもってもらう一歩ではないでしょうか。

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