捨てられないなら、こうしたらいい

勿体ない、が口癖の私は、整理整頓の「整理」が苦手です。
「要・不要」を分けるのが苦手なのではなく、「要」だと思ってしまうものが沢山あるのです。
さて、そうなると捨てられない・・・。

子どもに教えてもらいました。
「お母さん、これ、誇り被ってるって事は要らないよねえ。」
そうなんですよ。
全部大事に見えている人にとっては、一つの目安は「期限」です。
二つ目は「頻度」です。
使う頻度も少なく、ある程度の期間が経ったら捨てると決める事です。
それでも、勇気がないから、娘に「これ埃被ってるよ」と言われると、「えいっ」と捨ててみる。意外にその後、なくても平気なんですよね。

ただ、これだと定期的な大掃除が必要になるだけでなく、子供の手を煩わす事になります。
そこで、「必要な分しか買わない」「本当に欲しいものしか買わない」と決めました。
不思議と、本当に必要なものを買わずに、どうでも良いものばかり買っていた事に気づきます。

10年前に購入した5冊入りのノートがまだ残っています。すぐ買えるのに、なぜ買いだめしたんでしょう。
もうボロボロになって、そのたびに皮がはがれるほど使い古したヘッドセット(電話のマイク付きイヤホン)もまだ使えるけれども、皮の部分をやっと購入しました。いくらもしないはずなのに、なぜこんなにボロボロになるまで・・・。

結局は、どれがどのくらいあるかが一目でわかるようになっていないのは、ものが多いからです。
だったら、捨てられない私に一番良いのは、買わない事。

そうやって在庫を減らし、買わないようになってみると、大掃除を子供に手伝ってもらわなくても徐々にきれいになり始めました。
「捨てられない」という事を変えるよりも、「買わない」という選択をしたほうが、「捨てられない」私にはより丁寧に使うようになるから性に合っているようです。

面白いものですね。何度やっても大掃除しか手のなかった私が、その煩わしさから解放されてきたのです。
大好きな本も本当に欲しい本だけ買うように変えたら、積読(積み重なった未読の本)が減り始めました。
これからが楽しみです。

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