上司の話しかけで部下の話す範囲が決まる

昨日(2010年9月30日)は企業様でミーティングを行なってきました。そのミーティングの中で、興味深い部下の話がありました。たしかにそうかもと思う事です。

どれだけ会社の人に正直に話しができるのかという質問がメンバーからでて、その事に応えた部下が居ました。一人は「上司が全て正しいわけではない。(なのに自分が正しいと押し付けてくることで)正直に話す気もなく、どうでもいいやという思いがある。」いわれたようにやっていればいいんでしょ!という思いがひしひしと伝わってくる口調でした。
そして、もう一人は「上司から話しかけてくれると『ここまで話していいんだな』という事が分かるから、上司の話しかけ方や質問してくれる内容によって、自分の話す範囲も変わってくる」と言っていました。

どちらにも共通するのは、上司の話しかけや売れと目方次第で、部下の話す内容も、行動さえも変わってきてしまうということです。

たまたま昨日出た内容ではありますが、以前はこんな話すら出来ない状態だったのですが、こうしたことをミーティングの場で発言できるようになっただけでも、この企業様の成長は感じられます。とは言え、まだまだ伝えたい事や、本当は部下がしたいことがあるのかもしれません。それを阻害しているのが、本人の意志以外にもあるとしたら、少しでも部下の力を発揮してもらえるような環境をつくっていきたいものですね。

あなたの周りの人達はあなたにいろんな事をどこまで話してくれますか。
あなたの周りの人はその人の力を最大限に発揮していると思いますか。

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