何のために聞くのか

コーチングを教える立場の人達が集まった勉強会。
改めて、キクという事について、学び直した気がしました。

そもそも・・・

「誰のためにきくのか」
「何のためにきくのか」
が凄くコーチングでは重要だと思いながらも、私の所属している団体では、「聞く」「聴く」を使い分けているようですが、「聞く」という表現を使っているのですよね。そこに違和感があったのですが、「何のためにきくのか」という問いには、「コーチが意図を持ってきく」事もあるからこそ、相手本位でもないからなのかなあと感じたのです。

誘導と違うのは、「答えを持っているわけではない」という点だと思いました。
相手の可能性を広げるためには「◯◯について聞いてみよう」「言葉の意味をどう考えて使っているのか聞いてみよう」など、相手の事を思った問いを準備したり、スタンスを準備したりするんだなと言う気がしました。

「こういう答えに導く」ために質問をするわけではないので、誘導にはなりづらい。
時に、信頼関係を築くためであれば、話の内容よりもペーシング(ペースをあわせる)が大切な事も出てくるでしょう。

いづれにしても、「何のために聞くのか」をコーチ自身も時に自分に問いかけながら聞くことで、相手を自分の誘導しない聴き方ができるのかなと改めて感じました。

自分が知りたい事だけを聞くのではない。
「相手の、何のために問いかけるのか」
成長のためであったとしたら、それがちゃんと成長に繋がるのか。
互いに学び合うコーチだからこそ、コーチ自身もその問いかけを事後にも行う事で、更に成長を続けていくのではないでしょうか。

改めて考えさせられた時間となりました。

あなたのその問いかけは、何のためにしましたか。

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