不安定さが吸収力を増大させる

矛盾ができると、そこに集中してしまいますよね。
不安定だと安定したくなる、って状態と似ているように思います。

先日、研修をしたら、内容に対する質問よりも「この人はいったい何歳なんだ」に興味が沸いてしまったようで、休憩時間や終わった時に、担当者や私に聞きに来る人が居ました。

見た目と、話している内容にギャップがあって、「あれ?いくつ?」と思ってしまったようです。
難しい・・・。
伝えたい事は伝わっているのだろうか?

担当者曰く、「年齢も気になってくると、話の中から推測しようと思って、みんな必死に聞いていたように思います。」と。

うーん、微妙・・・。
聞いてくれた事は嬉しいけれど、内容は届いているのか。

感想を伺ってみると、内容も届いているようで、ホッとしましたが、でもきっといつもとは違うんだろうなあ。
体験談を話すことが多かったので、いつもと違う反応になってしまったことに、私自身も不安定さを感じたのかもしれません。

だから、自分が安定したくて、納得したくて、私自身は「内容が伝わったのか」を確認してみたくなっていたのだと思います。

それを感じていらっしゃるのか、担当者の方が、「この部分が凄く身にしみました。」など、感想も伝えてくださいました。
その言葉で、やっと安心(安定)したのか、落ち着いて帰る事ができました。

まだまだ拙い事があります。
自分の精神状態が、不安定になって、周りを心配させてしまうことも。
けれども、みんな同じように不安定だと、安定したくなるんだなあと、思うと、伝えたい事に敢えて不安定さを持ってもらう事ができたら、勝手に安定しようと思って、吸収してくださるのかな。

どうしたら良いのかは、これから模索ですが、教育や人財育成などの部分でも使える発想なのかもしれないと考えてしまいました。

今日も明日も研修。
すぐには変えられないかもしれないけれど、ちょっと工夫を始めてみようかと思います。

コメント

  1. 山田 広幸 より:

    今日、午前の部で ライフワークバランス研修を受講しました。
    苦情対応で現場に出る事が多く、あっと言う間に1日が終わります。仕事にPB、いいバランスを保てるように 明日から心がけたいと思います(^^)
    研修は、久しぶりに新鮮でした。

  2. coachsmile より:

    山田様、昨日はお疲れ様でした。
    コメントもありがとうございます。
    苦情対応は本当に大変ですよね。お疲れ様です。
    研修をたくさん受けていらっしゃったでしょうが、少しでもお役に立てたのでしたら嬉しいです。
    今日から、少しでも心地よいと思える瞬間が増えますように。

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