ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

分からなくても大丈夫。一歩踏み出してみれば大丈夫

   

私は疑り深い(うたぐりぶかい)のでしょうか。何かをする時に本当に納得するまでに時間がかかります。けれども、やってみてわかることがいっぱいあります。だから胸を張って言います。一歩踏み出してみれば大丈夫!

コーチングを始めた頃、「目標がなければコーチングは機能しない。」と言われて正直納得がいってなかった。きっと今も、この「目標」という意味の範囲を狭めてしまえばまだ腑に落ちてない部分はあると思います。しかし、企業内で使う時には、必然的に企業目標は与えられてしまうわけです。ですから少なくとも目標はある。それに対し、上手くいかないことがあれば、「上手く行く」ということを目指した目標ができる。「その人にとって上手くとはどういうことなのか」から始まれば自分に落とし込まれたものにはなる。すぐに使えるのはビジネス場面なんだなと思って使い始めていました。

けれども、自分自身が部下に使ったところで、部下の幸せそうな笑顔が見えるわけでもなく、ただ追い込んでいるように見えてくることさえありました。これは表面的なコーチングであって、相手が望んでいるものではない。いったいその人にとってのコーチングってどういうものだろう?
そう考え、学びなおしてみると、メンタル的なフォロー(自己基盤にふれる部分)や、ワークライフバランスなどのバランス感覚に目がいってなかったことに気付き、そのアプローチの仕方を知ることになったのです。

当然と思われることも、頭で考えているのとやってみるのとでは大違い。
同僚に嫌な思いをさせてしまったこともあります。上司からのコーチング的なアプローチに「今は教えるときだろ!」と怒りを感じたこともあります。自分が感じたことや、やってみた相手の反応から、どれだけの軌道修正をしたことでしょう。その間に携わった方が不幸だったのではないかと思えることもありました。

しかし、最近その頃の同僚や、当時研修という大それたものではないですが話させていただいた人達とお話する機会があり、お話をしました。すると意外なことに「あの時、里江さんが言ってくれていたことが今になって分かります」「以前から成長されている小林さんと会えて私も成長しようと思いました」「以前も真剣に向き合ってくれる姿勢は変わらなかったので、テクニックは上がったのかもしれませんが、印象が変わるわけじゃありませんよ」と言ってくれました。正直、この言葉を聴くまでの私は、以前であった人達にごめんなさいねという気持ちがあったのです。だから本当に何もなく一歩を踏み出していいのかという不安がありました。

製造業も体験している私で、ホンダの創業者本田宗一郎さんの言葉「会社にとって1%の不良でも、不良品を手にしたお客様にとっては100%不良なんだ。だから120%の力を発揮しなければ、100%ではない」という言葉(私が勝手に解釈している言葉になっています)を信じている私には、今までのものが不良品だったように感じていたのかもしれません。
けれども、扱うのが「捉え方」や「イメージ」を通した「行動」だけに、相手に伝わるのはテクニックだけではなく、思いも一緒に伝わっていたんだと気付かされました。私の思いは120%。テクニックは今から考えたら非常に点数も付けられないものだったのかもしれません。しかし、相手には当時の100%として伝わっていたのだという事です。ほっとしました。
逆に言ったら、今だって今の100%、120%で接していても、きっと数年経ったら同じように「あのときはまだまだだ」って言っていることでしょう。世の中と同じように常に技術は進化していくのですものね。

そう考えてみたら、納得してから一歩なんて、一歩進まない言い訳なんだろうなと思えます。
理解できてなくても一歩を進むことで、軌道修正すればいい。一歩踏み出してみれば見えるものがある。
但し、その時の精一杯であること。一歩を踏み出したら、常に軌道修正を行うこと。
この二つさえあれば、理解できてなくても一歩を踏み出しても大丈夫。一歩を踏み出してみればいい。
私はそう思います。

誰だって初めの一歩は不安です。暗闇に飛び込むのと変わらないんですもの。先が想像できないわけですから。けれども、その初めの一歩よりも、ずっと先に一緒に笑っている仲間が居る。ずっと先に喜んでいる仲間がいる。ずっと先に輝いている人達が居る。そんな人達に関わっている自分を想像すれば、どんな間の暗闇も抜けられる気がします。「~したい」から「~している」が想像できている。これが、目標ってやつかなって今は思っています。

最初はぼんやりでもいいじゃない。それがはっきりしていけば。
そして、そのための一歩を踏み出せたら、すごい一歩じゃないですか。一歩踏み出せたら、つぎの一歩も進めますよ。一歩目が違っていたら、次の一歩で修正してみる。気付くとかなり進んでいる。そんな進み方ってあるんじゃないですかね。

あなたが一歩を踏み出せてないとしたならば、そこには何があるの?本当に一歩を進む意味があるなら、その先には何があるの?
不安は拭い去れないけれど、それでも一歩を踏み出してみませんか。

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