ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

統制と個性かあ

   

先日、とある中学校で講演をさせていただきました。仲良しの校長先生の中学校で、生徒に向けての授業です。
その時に、校長先生や教育委員会に出向されている先生、教務主任の先生と共に、凄く話し込んでしまいました。

私の娘も中学生なので他人事ではなく、授業に参加してくれた生徒さん達との交流を通じて感じた事を講演後に話し込んでしまいました。

というのも、生徒さん達が1~2年生だけなのに600名以上いらっしゃる中での授業でしたが、とにかく姿勢が良いし、挨拶もしっかりできているし、聞く態度も真剣なのです。
けれども、対話をさせてもらう機会があると、手を上げてくれる子も居たり、「不参加の子が居ないように周りも見てね」とお願いをしたら、とにかく従順で、統制が取れているのです。

先生曰く、数年前までは荒れていたらしい。
けれども、全くそういう様子も授業の間は見えなかったのです。

その感じたままをお伝えした後に、「どうやって教育をされていらっしゃるんですか。」と伺うと、こんな事を仰っていました。

正直なところ、生徒一人ひとりは教員に任せるしかないんです。だからこそ、教員の悩みに耳を傾けたり、現状の把握をしっかりした上で、対策を考える事の連続です。

ただ言えるのは、教員が自分の思い通りに押さえつけようとすると、個性がない子達になってしまいます。

最近では、発達障害と診断される子達も社会同様増えている中で、同じことを同じようにさせる事だけが正解ではなくなってきています。同じように出来ない子が虐められてしまったり、先生達もその子達の個性を受け止めて違うことをすれば、何であの子だけそうなの?ずるい!と、生徒がうらやましがるだけでなく、やる気をなくしてしまうこともある。

正直、個性を個性として受け止めながら、統制をとる難しさは、常にありますよ。一つとして同じではないわけですから。

それでも、その生徒に接する私達教師が、個性を大切にしながら、同じように出来る子達にも「よくやったね」と声をかけながら、お互いを尊重しあえるクラス運営ができる教員を増やしていく事かなと今は考えています。

だからこそ、今日のsmilecoachさんの生徒への接し方は、先生達にも参考になったと思います。

午後の眠い時間なのに、誰一人寝ないで、真剣に、熱い中最後まで集中力が途切れなかった。ありがとう。

私は、学ぶことばかりだったのに、最後に私まで温かいお声をかけていただいた事で、この校長先生のあり方が、教員に伝わり、更には生徒にも伝わっているからこそ、統制がとれ、個性も潰さないような学校を作り上げているんだろうなあと、少し客観性も持ちながら感じてしまいました。

 

校長先生が、その後に続けられたのは、

「明るいクラスにいじめはないんだよね。」という一言。

先生が、褒める部分は褒め、言える空間を作っているという具体的なそのクラスの体験談も伺って、教育委員会の先生と聞き入ってしまいました。教務主任の先生も誇らしげでした。

 

考えてみたら、この中学校に限らず、校長先生や教頭先生が明るくて、私のような有名でもないけれど、子供大好きな講師を招いてくださる学校というのは、先生方が皆さん明るいのです。かと言って、発言の時に参加してくれたり、参加して欲しい事に意欲的に参加してくれるような子供らしさを持っている個性を発揮できる環境があるのですよね。

 

統制と個性って、真逆のものかと考えてしまいがちですが、両立できるような環境を作っていく事が、その両方を発揮させる方法なのだなと考えさせられました。

 

講演も楽しい時間となりましたが、それ以外にたくさんのお土産をいただいた時間となりました。ありがとうございました。

 

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