諦めが悪いからこそ得たもの

やらなければならない事以上に、やりたいことがたくさんある時って、本当に欲張りな私は全部やりたい。
けれども、有りすぎると思考が停まってしまうのです。

あなたはそんな時、どうされていますか。

単純に言えば、今やること、後からやること、変わりに止めることを決めればいいのでしょう。
しかし、これは思考が追いつく時です。

私、諸々の事情があって、仕事を少しセーブしていた時期がありました。
が、明るい兆しが見えたので、予定を入れたものの、予定を入れるのは数ヶ月前にしているので、その間に「諸々の事情」の方も変わっていくわけで、「思わずセーブしたいけれどもセーブしないで貫く」という時期になってしまいました。

すると、そもそもやりたいことなので、あれもこれもやりたいのですが、時間が24時間じゃ足りないし、今やりたいことで溢れかえってしまうのです。
すると、思考停止・・・・。

ええっ、こんな時なのに、なぜ停止するの?

先日、公開セミナーの際に二つの思考タイプがあるという話しを参加者から教えていただきました。
解りやすい言葉で言うと、一つが「一点集中型」で、もう一つが「一度に色々考える型」だそうです。

私は、自分で言うのもなんですが、以前は「一度に色々と考える型」で、要領も良く、仕事も一度に複数のことをやれるタイプでした。
が、突発性難聴をした後からなんですが、極端に要領も悪くなりました。
どこかで「老化」と思っていましたが、今回教えてもらった事に置き換えると、「一点集中型」に変わったか、或いは今までもそうだったけれど、一度にいろんなことが聞こえてきていたので、結果として処理能力が高かっただけなのかもしれません。

いづれにしても、「一点集中型」なんだ!という事に気づきました。
だからこそ、たくさんやりたいことが一度にあると、集中できなくて、拡散してしまうのでしょう。そう考えてみると、自分の思考停止にも納得がいきます。

では、どうしたら「一点集中型」の私が、たくさんの事をやっていくことができるのか。

時間を細かく区切り過ぎると、全部時間を埋めたくなっちゃう勿体無いという価値観もあるので、ざっくりしか予定を入れないことにしていたのですが、区切ってみることにしました。

もちろん、「諸々の事情」は私にとっては大切な事なので、MASTですから、その予定から優先して入れますが、他の部分に細かく割り振ってみたのです。

まだ2日間だけですが、結構順調です。
それでも追いつかない部分はあります。が、1週間に一度は休養や調整日として空けるようにしているので、そこで調整は可能です。

そうなると、予定表が満杯。達成感も増し、面白くなってきました。

私は、正直諦めが悪いので、一段と「やりたいのにやれない」「集中したいのにできない」という自分にイライラしていたのですが、諦めが悪かったからこそ得た、自分なりの方法でした。

しかも、以前は「詰めすぎてしまうから」と敢えて辞めていたタイムスケジュール管理を15分刻みで行う事を、集中するために30分刻みにして復活させるというリスクがあるかもしれない方法で復活しました。

が、予定を詰めすぎて体調を崩した経験をした私には、「休養を予定に入れる」という事もできるようになっているので、今度は大丈夫じゃないかなと思っています。

駄目だったらまた変更すればいい。
諦めるよりもいいのかなと思っています。

一日24時間という時間自体は変えられないわけですから、あとはその使い方を考えるしかないですものね。
しかも、やりたいことであれば、後悔はしたくないので、諦めたくない。

諦めが悪いのも時に良いことなんだなと感じた週末でした。

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