惜しげもなくみせる

やり方について、レパートリーがないかと聞かれるので、レパートリーをそのまま披露しました。

使わせていただきます。
活かします。
と言われて嬉しい以上に、今まで頂いていたばかりだった側から、いつの間にか提供する側に回っていた事に気付かされました。

そんな時に、以前からの知りあいで、本当に自分の持っているものを「惜しげもなく」みせる方がいらっしゃって、それってライバルを作るって事じゃないですか、とお話をしたら、こんな事を仰っていたのです。

「確かにライバルは増えるよ。
 でも、自分がより良いものを提供していく活力にもできるよ。
 smilecoachさんだって、何気にやっていることで、周りの人の役に立つことがたくさんあるんだから、どんどん提供して、自分を磨く仕組みを創っていけばいいんじゃない?」と。

簡単におっしゃいますが、自分自身に全く自信もなく、不安もいっぱいで、真似出来ないレベルにしてから提供しよう!なんて思っていたこともあります。凄く小さい人間ですよね。

けれども、相手が喜んでくれて、自分も成長しようと思えるのだとしたら、それは凄く大切な事なのではないだろうか。
自信を持ってから、なんて言っていたら、いつまで経っても自信はないので、一生提供できない。

だったら、提供してみよう。

そう思って、「これはいい」と思うことで、オリジナルとしてやっていることを「惜しげもなく」提供してみました。
いや、正直に言えば、少し惜しいなと思いながらも、頑張ってみました。
すると、最初に書いたような反応が・・・。

そりゃそうだよ。それが自分の中でヒットしているんだもん。
そう思いながらも、提供できた事が、徐々に嬉しくなってきました。

私にも提供できるものがあること。
私だから提供できるもの。
同じような悩みを抱えていたからヒットしたのだろうこと。
提供される側から、する側になれる瞬間があったことで、自信が少し高まったこと。
更に自分も磨こうと気合が入ったこと。

特に、最後の嬉しさは、今回初めて素直に感じることができました。
これだったのかあ、と以前言われた事を思い出しました。

ライバルに抜かれるのが怖いと考えるのではなく、切磋琢磨する仲間に情報提供して、私自身も新たな事を見出すエネルギーに変えていく。
提供できる場は限られているが、多くの方に提供できるようになるということでもあるなんて、素晴らしいなと。

どうしても自分に自信のない私は、「いただく」ことばかりを考えてしまっていたように思います。
でも、私だから提供できるものがあるのならば、惜しみなくこれからも提供していこうと思いました。

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