解ってくれない!のではない

「全然わかってくれない!」と娘が言う時があります。
そういう時は、決まってあることが起きています。

何が起きているのか。

単純なのですが、娘自身が話してくれていない時なのです。
もちろん、私が話す時間を作ってない時もありますが、多くは、娘が「察して欲しい」と思っている時で、わかってもらおうとしていない時なのです。

これは、大人の世界でも一緒ではないでしょうか。
解ってない、解ってくれない、と言うけれど、解るようにしているのか。

その点で、しっかり解ってもらおうとしている人は、評価されるのです。そういう人に対して、「アピール上手」という人もいらっしゃいますが、アピールする人が、果たして良い点だけをアピールしているのかどうか・・・。

人によっては、成果や結果のみを報告する方もいらっしゃいますが、結果や成果が良くなくても、その方々はちゃんと報告をしていると思います。
が、違うのは、次にどうするか、その先どうするか、までを考えているという点ではないでしょうか。そして、それも一緒に伝えていること。

敢えて新人研修で、新人の方々には申し訳ないですが、ミスを誘発するワークをしていただくことがあります。
けれども、仕事で起こりうる場面を想定しています。
「なんでこんなに頑張っているのに」を皆さんが体感され、そこでどうしたらいいのかを考えていただくのです。
すると、体験から「状況を報告すること」が大切だと感じ取ってくださっています。

「解ってくれない」のは、「解ってもらおうとしていない」事が原因で起こることが多いように思うのです。

たまたまここまでを書いて、コーチングセッションの準備をし、コーチングをしていたら、その中でクライアントさんが、偶然にも同じことを仰っていました。
凄くびっくりしました、が、どうやらこの事が大切な時期なのかもしれません。
忙しいと思う方々が多い、この時期こそ、目に見える形にしていくことを忘れないようにしたいものですね。

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