ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

正論かあ

      2017/03/22

先日、こんな事がありました。
「それは正論です。だからこそ、自分が間違ってないというのですね。」と言う方がいらっしゃいました。

間違っているとか、正論とか、その発想自体、よくわからない私。
「統計上は○○だ」という事を正論と仰っているらしいです。

が、言われた人は、合っている間違っているという事が言いたいのではなく、「私はこう考えた」という事を伝えたかっただけだと思うのです。それを、「それは正論だけれど、正論が人を傷つけることもあるんですよ。」と仰って、冷静に対応されています。

思わず、その方が仰った言葉をそのまま自分で聞いてみてはどうかと思ったほどでした。
そこで「正論を語っているという正論を仰っているのですね。」と思わず言ってしまいました。が、相手には伝わらなかったようです。

私は、その前のやりとりを聞いていて、言われた人は、冷静に対応してほしいとか、評価してほしいなんて思っていないように感じました。そもそも、その方の影響である方が不快を感じた事は、その方自体も感じていて、なぜそうしたのかを話して居るだけのように思いました。
人によっては言い訳に聞こえるのでしょうが、きっと対応が難しい相手だったからこそ、こう考えたんだけど、と話しただけのように思いました。

にも拘わらず、「それは正論です。・・・」って、この方自体が正論から外れないように生活してきた方なんでしょうね。

「正論」という言葉が「普通は・・・」というような使い方と同じように聞こえたのが不思議でした。

目の前で起こっている事に対して、「正論だ」というのではなく、「相手はこう考えていたのではないか」「相手はこう感じたはずだ」など、やってしまった事を良い悪いではなく、その状況で何が起こったのかを、一緒に考えた方が、「正論だ」と言われた人にはありがたかったのではないでしょうか。

これも想像になってしまうので、何が起こっているのか解りません。
けれども「正論だ」と言われた人は、常に正しいことを言わなければならない、正しい行動をしなければならない、と感じており、いわゆるモラハラを受けているような状態にあるように思いました。

実際に、その言われた方は最近、縛られた中に居るように感じたり、何をしていいのか解らず、不安な状態が続いているそうで、病院に通っているようです。

正論を言うのが悪いわけでもありませんし、その考え方を大切にする方が居ても良いと思います。
けれども、その考えを押し付けたり、周りもそれによって評価するだけで、共に居るという状態じゃないと、一緒に居る方は辛いのではないでしょうか。

上記の例は「正論の連鎖」を起こしてしまったのではないかと私は感じました。
私自身、同じような事をしているかもしれません。自分も気を付けたいなと思いました。

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