人を巻き込むって凄いなあ

クラウンの公演を観てきました。
クラウンの人たちの思いと、誇りを聞いたことがあるので、一段とその場を楽しむだけでなく、凄くプロとしてのステージを見せていただいた気がします。
その中で、学ぶことも多かったのですが、特に巻き込み方、気配りについては、尊敬しかありませんでした。

完全なスキルを、本当に微笑ましく感じさせてくれるだけでなく、やっぱり凄い!と思わせていただけます。
そのクラウン達が、お客様一人ひとりに声をかけ、しかも広い会場を駆け回り、置いてきぼりにならないように触れ合ってくれます。

会場の人もノセられて?その場に一緒に参加するんです。
なので、パンフレットには「お客様」とか「あなた」などではなく「参加者」とお客様の事を書いてありました。
一緒に参加する仲間として迎えてくれている場は、帰りはクラウン達と参加者全員がハイタッチしながら帰るんです。

その世界に取り込まれて、会場からステージでのパフォーマンスに参加している子どもたちの声も必ず拾うんです。
そして、参加者との掛け合いをまた他の参加者に見せてくれるのです。

凄く楽しかったし、巻き込む力もそうですが、それだけその場で創り上げる事をしていくには、どれだけのトレーニングや、人との関わりをしてきたんだろうかと思うと、見えない部分の大変さも感じてしまって、感動でした。

同じ研修仲間が「私達の研修も、その場その場で作り上げていく柔軟性が持てるのは、見えない所の準備と思いと覚悟がある。どんな事も一緒なのかなあ。」と仰っていたのも凄く納得しました。

私はどんな立ち位置で参加者やクライアントに接しているだろうか。
同じ立ち位置でいる「つもり」で居たけれど、クラウンの方々の関わりを拝見して、まだまだ出来ることがありそうだなと感じさせていただきました。
特に、「巻き込む」事に関しては、まだまだ不足しているように思います。誰を巻き込むのか、まだ見えてなかった人たち、見えないフリをしてしまった人たちが居るのではないでしょうか。その検討はこれから・・・・。

また自分に磨きをかけようと思えた体験でした。
クラウンの皆さん、素敵なステージをありがとうございました。

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