自分のしつこさって好きです

本当に、私は「しつこい」んだなあと思いました。
「しつこい」と言われた事をずっと覚えています。もう10年以上前なのに・・・。
でも、今は褒め言葉だと感じています。だから、更に忘れないのですよね。

私は、「えっ?!私ってそう見えているの?」と思うことは凄く忘れないようです。
気遣いをしてくれてありがとう!と言われていた頃に、ある方から「人をコントロールしたいんですね」と言われて、そんなつもりもなければ、自分がどうしたいのかも浮かばない私にとって、衝撃の言葉・・・。
でも、その言葉は、私にとってきっと「そう思われたくない部分」だったのでしょうね。気がついても、動かなくなりました。コントロールしていると思われるのが嫌だから・・・。

気が利かないね、と言われるのもショックですが、そう言われる事はなかったけれど、自分的には「気が利かない私も嫌だ」と思いました。だから、間をとったような形で、場を読みながら、お節介してみたり・・・。

正直、一人の言葉に左右されなくても良いのに、気になるのでしょうね。

先の話に戻りますが、「しつこい」のは、凄く褒め言葉に感じたのは、諦めが悪いのです。だから、「失敗しても、失敗をカバーするまでやる」んです。
しつこいからこそ、諦めが悪いからこそ、とことんやってみようと思えたのです。

学生時代からそうでした。
貧乏で、塾にも行かせてもらえないけど、それを勉強が出来ない理由にしたくなかった。だから、コツコツ、本当にコツコツ勉強したなあと思います。
部活で、弱小チームでしたが、ずば抜けた人が居ないのであれば、テクニックと、チームワークで最後に笑えたら良い、と思って、諦めようとする子も説得して、最後まで頑張りました。市の大会は運も味方して、優勝できました。
いじめられても、学校を休んでしまうのは、負けた気がして、平気な振りして学校に行き続けました。いじめ甲斐がなかったのか、酷い時は半年位で終わりました。

職場では、「女なんか」と言われる度に、「女だからできることもある」と、対等に張り合うのではなく、自分だからできることを探して、負けたくなかった。
失敗じゃないの?と言われても、改善の術が一個手に入っただけだと、本当にしつこくやり続けました。社長に「もうやめろ」と言われて止めた事が一度だけありますが、それも止めるなら違う方法だ!と、結局諦めきれず(笑)

本当に我ながらしつこい。
でも、そのお陰で手に入ったものもたくさんある。

けれど、今、「そうは言っても、休んでみてもいいんじゃないか」と思える事も発生してきています。
きっと、しつこい私は、「休み」という言葉でごまかして、また動き出す機会を待っているのでしょうが、それもいいんじゃないかと思います。

本当に、「しつこい」事が、少し迷惑を掛けているなと思う事があったら、きっと止められると思うから、それまではしつこさを「諦めない強さ」「成長の機会を無駄にしない」という良い点だと思って、貫き通そうと思います。

かつて、気を遣わなくなって、苦しくなった事があったからこそ、自分の性質は活かせる時には、とことん活かそうと思います。

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