そんな本の通りにはいかないよ

知識と体験にはズレが生じます。
だからこそ、知識だけでは足りないんだなあと思わせられます。

先日、ちょっとだけイラッとしてしまいました。
それは、得ている知識を活かして、色々とやってみているのに上手くいかないことがあって、凄くもがいていた事があったのです。
そんな時に、「◯◯の本にはこう書いてあったよ。」と、今起こっている状態について、「そうなるのは一般的らしい」という事を伝えてくれた人がいらっしゃったのです。

状態は把握できても、その状態から脱しようとしているのに、その解決策がなかったら意味ないじゃん!と私は思ってしまって、イラッとしてしまったのです。

きっと「みんな一緒みたいだから大丈夫だよ」と伝えてくれようとしていたのでしょうが、私には他人事を他人の知識で言葉にしてくれただけのような気がして、隣で聞いてくれているという印象が感じられなかったのです。

隣で聞いてくれているはずなのに、凄く遠い気がしたから淋しさもあったのかもしれません。

でも、本の通りではないよ。そもそも、本の言っている前提条件も違っているから、起こっている事が似ていても違うんだよ。と思いました。
知識は参考になりますし、なければ発想もないので、たしかに助かります。
けれども、そこからどう活かすかは、体験の中で使ってみるしかないんですよね。

本の知識から、発展させて、どう活かすのかは、まだ模索中。
相手が人である以上、百人百様ですものね。同じようにいかなくて、あれ?ではなく、同じようにならない方が当然だと思って、自分なりに発展させていくのも必要なのですよね。

机上の空論ではなく、体験を沢山して、その中で活かしてみる。
そのことを忘れたくないですし、本ではこう書いてあったのに!と本を悪者にするのではなく、その時、その場にあった事を生み出していく事も挑戦していきたいものですよね。
私は、今、状況はお陰様で把握できているので、更に軌道修正しながら、模索してみます。

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