一人じゃないために気をつけること

私は何事も一人で頑張ろうと思っていた時期がありましたが、限界がありました。
途中までは自分のスキルアップだと思っていましたが、結局周りにしわ寄せが行ってしまうことに気づきました。だったら最初から「手伝って」と声をあげてみようと思ったら、大切な事に気づきました。
それは、「一人で頑張っていると思っていた時から、既に支えてもらっていた」という事です。

私は、負けず嫌いの強がりなので、辛くても平気な顔をしていたいし、根底では頼るよりも頼られたいんだと思います。
だから、いつも平気な顔をして、成果も出していくために、頑張って頑張って、限界まで頑張っている時には、他のことを考えられないから、頑張り過ぎた時に、体調を崩して寝込む事の繰り返しでした。

今でも、たまにそうなってしまうこともありますが、随分と人にお願いをする、強がらないという事もできるようになってきました。
結果的にそのほうが、周りにも負担が少ないように思いました。

ただ、さっきお話したように、お願いできるようになる前は、「気づかれないように頑張る」と思っていたから、周りも気づいていてもそっと見守ってくれていた時期もあるんだなという事に気付かされました。

「あっ、私がやるから良いですよ」と、言いながら、周りの経験の機会を奪うだけでなく、やるのが遅くなるから結局は「待ってもらう」というストレスも与えていたかもしれません。
そんな時も黙って待ってくれてました。中には、「手伝おうか」と声をかけてくれる方もいらっしゃいました。

そんな周りの事に気づいてなかった私は「一人で頑張っているつもり」になっていた時期があったように思います。

その後、気づいてからは、感謝を伝えるようになりました。
今までの感謝、今への感謝。
特に家族には、言葉にすることが少なかったので、一段と気をつけるようにしました。

自分が気をつけているせいか、娘が助けてくれている人たちに対し、暴言を吐く事が気になって仕方ないです。
実際に、暴言を受けてみると、手伝いたくなくなっていくんですよね。子供なりに悩みがあるんだろうなと自分に言い聞かせ、冷静に対応するものの、エネルギーを吸い取られていくような気分がすることもありました。

反対に、ありがとう!と一言言われるだけでも、また手伝ってあげたいなと思うのでした。

娘に「一人では限界があるんだから、周りに支えられていることを忘れないでね。」と言ってみても、「無理!」の一言で終了。でも、きっといつか解る時が来るんだろうとおもって、それ以上は言わないことにしました。

が、大人であれば、一人じゃないからこそ、周りへの感謝は忘れたくないですよね。
そして、それを言葉にすることも忘れてはいけないんだなと思いました。
私も、まだまだ足りてないから、娘に真似したい態度として伝わってないのだろうと思って、伝えたりない事を言葉で表現していこうと取組中です。

手伝いたくなる人でありたいですよね。
そして、手伝いたくさせてくれる人が周りに沢山溢れたら、私も遠慮なくお節介できるだろうなあと。

一人じゃないからこそ、周りへの感謝を伝える。
これは、注意していきたいものですね。

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