痴話喧嘩の飛び火か?

色んな場面で、痴話喧嘩をしている人達を止めに入る人が、やけどを負うように、なぜか矛先が二人の中でだけ完結しない場合がありますよね。
先週16日の投稿の「優しさのパス」とは真逆の事が起こる感じの場面ってないですか。
これがビジネスの場面だと、厄介な事も多いんだなあと思いました。

多分、私はその痴話喧嘩に、なぜか途中から関わる事になってしまいました。関わらざるを得ない立場だったからです。
詳しくはここでは申し上げられません。後から笑い話になってくれる事を願っています。

が、今回の件に関わってみて、ビジネスでの痴話喧嘩は進退問題に発展するんだなあとつくづく感じました。
でも、私はAさん、Bさんのお二人が日頃素晴らしいパートナー関係にあると思っているのに、急に退職のお話しが・・・。
何が起こっているのか、双方からの説明をお願いしました。が、正直解らない。私が、お二人とどう関わる事を望んでいらっしゃるのか見えない。

再度、やりとりをさせていただきました。
すると、AさんとBさんと仮定しますと、AさんとBさんの「大切にされているもの」が違うだけのような気がします。どちらが正論かの議論をされているように感じましたが、私は本来はお二人が大切にされているものは共に大切なもので、どっちも正しいと思います。二人が議論しなければならない所がズレているようには思いました。

そう!
ビジネスであれば、「お客様」に対しての議論がされているのかもしれませんが、私からは「お客様」に対しての議論が見えなかったのです。
ですから、その点を考慮しながら、私が火の粉をかぶらなければならなければ、甘んじてお受けする覚悟を持って、お二人で「お客様」のための議論をして欲しいと若輩者ながら、リクエストをしてしまいました。

この話にかぎらず、痴話喧嘩は、些細な事が原因で、二人の違いを明確にするだけであって、違うものは違うのだから、そこをA意見とB意見でどっちが正しいと、議論したところで平行線のような気がします。
向き合って戦うと否定をしあい、正義を主張するのみです。
が、「喧嘩できるほど言い合える仲」なのですから、そのエネルギーをもっと違った使い方をすれば、より凄いものが生まれるのではないでしょうか。だったら、向き合っていたものを、同じターゲットに向けて、共に考えてみたらいいのに・・・。
もしかしたら、そこでまたA案、B案で戦う事になったとしても、どちらも融合させたC案がないかを考えてみたら良いのに。

巻き込まれたからこそ、俯瞰的に痴話喧嘩をみさせていただき、私自身も学ぶものがありました。
自分が痴話喧嘩の当事者になった時に、C案をだそうと思えるような、ターゲットや目的を明確にした話ができるよう、今回の体験は忘れないようにしたいと思います。

今回、AさんとBさんが、今回の件を通して、もっと良いものを生み出して下さる事を期待しながら、火の粉を被る覚悟をしていましたが、まずはお二人でしっかりお客様の事も含め、話し合われたようで、お客さまにとって、望ましい結果となったと思います。
もしかしたら、感情は少し残っているのかもしれませんが、それはお客様が喜んでくださった後に、二人で言い合えたらいいんじゃないでしょうか。

飛んできた火の粉だったかもしれませんが、私としては貴重な体験ができましたし、火の粉がかかった人がお節介な私だったことを、どう思われたのか、後から伺ってみたいものです。

痴話喧嘩、私も本気でそんな喧嘩をできる相手が居るのかなあ。

あっ、居ますね。
言える相手だからこそ、言っちゃうから起こる痴話喧嘩。そんな相手が居ることを幸せだと思いたいと思いましたし、ちょっと向き合ってしまう話しの時は、二人で話している内容が、どこに向けた話しなのか、理想について話すことから話して、「優しさのパス」も出し合いながら、活かし合いたいものです。

あなたは、些細な喧嘩をし合える人は居ますか。

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