自分だけが大変!からの脱出

先日、女性社員の集まりで、これからどのように働いていきたいのかという会議をしました。
内容については、お話しできないですが、これからが楽しみな集まりとなりました。
そこで、思ったのは、「安心感」って大切なんだなと思いました。

多くの皆さんが、忍耐力があるけれど、発信はしておらず、本当に一人ひとりが頑張っていらっしゃるということです。
その上で、話をした感想で多かったのは、この会議に限らずですが、「私だけじゃないんだ」「同じような事で悩んでいることを知ってほっとした」「一緒に考えていける人がこんなにいらっしゃったんですね」などでした。

その上で、話して終わりではなく、「じゃあどうしていけばいいんだろう?」という事を話してくださっていたのです。

安心したからこそ、「こんなにやっているのに~」から脱し、「じゃあ、どうしたらいいんだろうね。」と仲間を得て、一緒に考える様子が見受けられました。

私は呼び水的な役割なので、あとは皆さんが一緒に話してくださって、自分たちで何かをしようという動きができたのは大きな事だったと思います。

安心感があって、「なんで私だけ?」「こんなにやっているのに!」など感情を伴った、ふつふつとした思いから、抜け出して、つぎに進むエネルギーに変えられるんですね。

そこに、仲間が居るという事も大きいのだろうと思いました。

この場に限らず、本当に多くの組織で起こっている事のように私は感じています。
だからこそ、まずは「大変だ」と思っている事が話せる場を作る事は必要なのではないでしょうか。
危機感がないと良く言われますが、本当に危機感がないのではなく、諦めているだけだったり、耐えていることを選択しているだけなのかもしれません。
ちょっとのきっかけがあれば、本当は自分たちで変えていく力を秘めているのが、組織なのではないでしょうか。

そのきっかけをどう与えられるのか。それが、外部から関わる私たちができる事なのかもしれません。
内部でできることもあれば、外部だからできることもあり、外部でありながら、内部のつもりで関わって、変化を共に喜べる日を信じて、関わり続けていきたいと思います。

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