若い人と関わる

今年の新人研修で関わった人たちから感じたのは、「素直」という事です。年々その傾向が強くなっていくように思います。
でも、その点がこんな風に出ることも・・・

正しくこたえたいからって答え探しをしてしまいます。けれども、その答えと行動にギャップがあるんです。
例えば、「積極的に関わってほしい」という意図を持ったゲームを行い、その答えを感じてくれているようですが、手を挙げて発言してくれない。
既に、積極的という回答が自分たちであるのに、積極的に関われてないことを指摘して、やっと手が上がるようになりました。
指摘にも素直に応じることはできるのです。

何とか、自分で考えて、そのように行動してもらいたいなと、試行錯誤をしていると、ある一つの方法は見つけられました。多分他にもあるのでしょうが、今のところは一つです。

一度、指示をして、やってもらう。
そのあとに、やってもらった事についてコメントをする。
更に、やってみて成長があったら、認める。
すると、その後は、積極的に関わってくれるようです。

きっと、誰でも最初は自信がないという事を知らないだけなのでしょう。
自信は行動して得るものだよ、とそのあとに伝えると、「なるほど!」と合点がいくようで、行動することに躊躇しなくなっていました。

ちょっと手間に見えるかもしれませんが、教えることと、その後の関わり方で、覚え方が変わるのではないでしょうか。
それを、最初から「考えてみよう」と言うと、正しい答え探しを延々としてしまうようです。

私もどんどん、子供と近い年齢になっていく新入社員から、毎回のように、学ばせていただいています。

新入社員研修の時期が終わり、今度はリーダー研修の時期。
さて、今回の学びも伝えながら、リーダーたちからもたくさん学ぶつもりで関わらせていただきます。

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