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部下は視点を変える事とその立場に立つことを混同する

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私のお恥ずかしい昔話からですが、まだ役職もない頃に、経営者と総務のある事務所に居た事で、経営的立場の事も事務所内で会話されるわけです。
そんな時に、私は「経営の視点」というものを凄く近くで感じていたのですが、どうやら「出過ぎ」ちゃったのです。
つまり、経営者でもないのに、経営的な立場で物を一緒になって言うようになっていたのです。

ある意味、女性を蔑視していた企業でしたので、私が何かを言っても聞き流して下さっていたので、一段と調子にのっていったわけです。

すると、ある時、社長の「堪忍袋の緒が切れた」という状態なのでしょう。「お前は従業員だ。俺の言うことに口を出すな。」と怒鳴られました。
それでも、言っている事が正論だと思い込んでいる私は、食い下がろうとしたら、「戦略と戦術は違う。そんな事も解らない奴が、戦略に口を挟むな。」と、少し先ほどの勢いからはトーンを下げて、諭すように言われました。

怒鳴られた勢いと、その後の言葉が気になり、調べてみました。
それから、戦略には口を挟まず、戦略的な事になると、相談を欠かさなかったです。
でも、戦術的な部分にはドンドン改善を加えさせていただきました。

自分が、役職を持つようになって、逆のことが起こった時に、私は決めた方向に向けて、策を練るのが部下の役割で、方向を決めていくのはあくまでも上司の責任なんだと解るようになったのです。

けど、部下の時には、そんな事が解りません。
だから、「経営的視点で物事を考えられるようになってほしい」と言いながら、いざ提案をすると反論されるのは、本当に「策を練る」という部下の役割の部分なのかだと思います。本来、経営者が示す方向性にまで、異論を唱えたり、提案をしてしまってないでしょうか。
つまり、経営者視点を持てるようになることと、経営者の立場に立つ事は全く別物なのです。なのに、混同してしまっていたのは、私だけでしょうか。

先日、ある社員さんとお話しをしていたら、「女性活用をしていきたいなら、こういう事をしていく必要があると思うんです。でも、社長は全く耳を貸さない。」と怒っていらっしゃいました。私は「そうなのね。でも、社長は女性活用に対して、どういう事を女性活用と仰っているのでしょうか。」と質問をしてみると、その社員さんは、「あっ。」と言ったまま真っ赤な顔をして、下を向いてしまいました。

何を感じられたのか、話して下さるまで待っていましたが、この話はなかったことで。とおっしゃいました。

後日、メールが来て、「先日はありがとうございました。あれから社長に確認しました所、パートの女性を増やしていく事でした。私は、正社員や遅くまで働ける人を作る事だと、勝手に思っていたので、社長は私がわがままを言っているようにしか思ってなかったという事です。」というような内容でした。

この社長は、聞き流していらっしゃったようですが、これもやはり正社員を増やして欲しいというように取られてしまうと、私のように「黙ってろ」になっていた可能性もあったのではないでしょうか。
意図せず、戦略に口を挟んでしまうこともあるのかもしれないなと思いました。

こんな事があり、改めて、考えさせられたので、持論ではありますが、書かせて頂きます。

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