今日の他人は明日の知人

他人という言い方はあまり当てはまらないのですが、仕事でお知り合いになって、2年に一度しかお会いしない方がいらっしゃいました。
その方は、偉い方なので、担当者ではなく、その組織の長として挨拶をするだけでした。
それが・・・。

今年度、毎年お世話になっている組織の担当者が変更になりまして、ご挨拶をいただいた時に、聞き覚えのあるお名前が・・・。
そうなのです。違う組織で長をされていた方だったのです。
しかも、今度は定年退職をされた後に再就職をされたところで、担当者としてお会いすることになったのです。

お互いにびっくりしました。
「まさか、ここでお会いするとは・・・」と。

他人ではありませんでしたが、御縁というのはどこでつながるか判らないものだなあと思いました。

そう思っていたら、本当に数日前にブログで何度も話していた影響を与えてくれた本の著者が、亡くなられたというニュースが目に飛び込んできました。
私が、前の職場を辞めようか悩んだ時に、反対に仕事に対する火をつけて下さった著者の訃報でした。なぜかこれも御縁を感じざるを得ませんでした。ご冥福をお祈りするばかりです。

実現はしませんでしたが、先日は私の講演を聞いてくださった方が、「小林さんの話は元気をもらえるし、判りやすいから、みんなで聞きたい」とある団体に名前を出してくださったそうです。
お問い合わせもいただいたのですが、日程が折り合わず実現には至らなかったのですが、これもどなたか判らない方との出会いが、ご担当者との御縁につないで下さいました。ありがとうございます。

もしも、あなたが、今日、暴言をはいてしまった人と、数日後お客様としていらっしゃったらどんな事を思うでしょうか。
もしも、電車などで他人に見える隣に座った人が、同じ行先で、ずっと一緒に歩く事になったら、どう思うでしょうか。

どこで御縁がつながるのか判らないからこそ、知らないはずの人にも悪い影響は残したくないなと私は思いました。
あなたは、どう思いますか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました