人のふり観て我が振り直せ

自分が周りで起こっていると思っていた事が、あなたも同じですよ、と言われた瞬間、すごくドッキリします。
たまたま起こる事もあるだろうなと思っていたのですが、実はそうでもないようです。

ある経営者が、「うちの社員たちは、ほんとに時間にルーズで困ります。」と言っていましたが、その経営者ご自身が、私との話しに10分遅れて居らっしゃいました。そのことをお伝えすると、「私も同じって事かあ。私から直さないとね。」と。

有る官公庁で、挨拶ができないんだと仰っていました。
が、そもそもそのご担当者の挨拶が、通常と違うため、合わせにくいだけのきがして、改めて挨拶の方法を統一したら、問題なくあいさつはできるようになりました。

ある部下が「上司が愚痴ばかりで聞いてられない。例えば・・・・。あと、・・・・。」などのように長く、上司の愚痴?を伝えて下さいました。「で、今、あなたの話は、上司と同じように見えましたが。」と伝えると、急に赤面されて、「同じですね」と。

私自身も、同じです。人に対して思っている事は、なぜか自分がやっていることが多い気がします。
例えば、納期ぎりぎりになって動く人が居て、その人に振り回されて、こちらも早寝早起きしたいのに、遅寝遅起きになってしまって、この人とやりとりするのは疲れるなあと思っていたのですが、結局、自分も自分で決めた納期ギリギリに動いていて、ご迷惑をお掛けしていることもあるだろうなあと、思うことがあります。

やはり、人のフリ見て、我が振り直せ、とは、よく言ったもので、「自分はどうか」と見て、気づくことがまず大切なのでしょうね。

あなたも周りに対して、言っていること、思っていること、実は自分もしていませんか。

考え方によっては、良いことを沢山伝える人は、そのことを自分もしているのかもしれませんよね。
自分の良さを見つけられない人は、まず、他人の良い点を見つけてみませんか。きっとあなたが持っている良さと同じではないでしょうか。
ここは直さずに、大切にしていきたい部分ですよね。

あなたはいかがですか。

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