智慧を共有する事の大切さ

昨日は、新人研修の進め方について、HOW TO の共有会に参加してきました。そこで、智慧を結集する事のパワーを感じました。

キャリアを積まれた方々が集まって、どう進めているのか、こんな場面ではどうするか、こんな事が起こっていないか、起こらない対応は何かないか。そもそも、そのワークの意義は何か、など、本当にリアルに体験が共有されるうちに、智慧がドンドン集まるだけでなく、更に発展した事まで考えたり、時には、「こう変えた方が良いよね」など、アレンジが生まれたりしました。

それどころか、「どんな思いで関わっているのか」「何を大切にしているのか」など、お互いのスタンスやこめた思いなども共有され、やりがいやモチベーションがUPする事を感じました。

職場では、なかなか「対等」という場が作りづらい中で会議が行われ、上司の意見が最優先されることもありますが、求めるゴールと目的にズレがなければ、もっと気軽に知恵を出し合える場作りが出来たら、大きく企業も変化するだろうと感じてしまいました。
もしかしたら、話していて違和感がある時には、「そもそも、そのゴールで良いのか」という事を話すのは、リスクがあります。なぜなら、時に今までのかかっている仕事を否定することになってしまうかもしれない恐れもあるからです。

しかし、より良くするために、何ができるのか。どこを目指していくのかは、情勢の変化が激しい現代では、時にゴールさえ見直す機会も必要になるのではないでしょうか。
それでも、ズレがないと納得できれば、良いと思いますが、上下がある中では、難しい時もあるのでしょうね。

近々、ある企業で会議運営があります。
その会議では、上司と部下が、一緒に会議をして、目標と途中での測定方法を決めていきます。前回、目標が一致していることが、別々の話をして見えてきているので、今度は共有になるのですが、ここでずれていたら、目標のズレをどう修正するかを扱う事になっていました。
外部だからできる関わりをこれからも続けていきたいなと思います。

昨日のパワフルな場を体験して、知恵を出しあう場の大切さを痛感しました。
あなたは、知恵を出し合う場は、持っていますか。一人よがりになっていませんか。もしかしたら、頑なに情勢に合わないゴールに向けて進み続けていませんか。

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