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ネイティブコーチのひとりごと

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言っただろ!と言われても・・・

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早目に情報提供しているし、その上言ったのに!と思う事ってありませんか。

情報も提供し、見える場所に掲示して、しかも口頭でも伝えているのに、ぎりぎりになってバタバタしている様子を見ると、「えっ?」と思うことってありませんか。

私は、そう思うこともあったのですが、実は、思われることの方が多いのです。(苦笑)

「優先順位を下にしているんじゃないの?」と言われる事があっても、そうでもない。

じゃあ、なぜ早目にしていないのか。私でなければならない事を優先させるために、少し臨機応変さを残しておきたいと考えてしまうのです。

けれども、そのことで周りを振り回してしまうように感じる事もあり、反省ばかりですが、「言っただろう」と言われると、ほとんどを対応している中の一つがまだ未対応なだけなのに、と、準備の速度が違うだけで怒られてしまう。

言っている人が巻き込まれる時だけ、大騒ぎして、そうでない時も沢山あるのに、相手は怒っているから、「いつも」できていない。「毎回」こうだよね。などという言葉になる。

 

また、「なんでそうなの?」と聞かれたら、「こうだからです。」と理由を言えば、「言い訳ばかり」となる。

 

 

これは、職場でよくある場面ではないでしょうか。

 

怒りに任せて全否定すると、相手はどのように感じるのでしょうか。

それが頻繁だとどうなるのでしょうか。その事で、最近話題にもなっているモラハラ(モラル・ハラスメント)になり兼ねません。

 

 

ある企業で、物覚えに時間のかかる部下が、非常に優秀な上司の元にやってきました。

彼女は、一生懸命教えてくれる上司の期待に答えたくて、何でも真剣に取り組みます。

しかし、上司が思うアウトプットがありません。

その度に上司は「これはこうだよ。」「ここはそうじゃなくて、こうしてね。」と本当に部下を何とかしてあげたくて、毎回何か指摘をしながら部下を励まします。

しかし、部下は、毎回毎回、尊敬する上司に指摘ばかりされるものですから、報告も相談も緊張して、回数も減ってきてしまいました。「また、どこを指摘されるんだろう。私は駄目なんじゃないか。」と。

そして、上司は優しく言います。「解らないことがあったら何でも相談してね。」と。

上司としては、当たり前の関わりだけれど、既に萎縮してしまっている部下にとって、上司から声をかけてもらえなくなり、自分から声をかけに行かないと教えてもらえないのは、「えいっ」と気合を入れないと教えてさえもらえない事になります。

結局、彼女は何も相談できず、一人で抱え込み、その度に駄目だしをされ、元気だったはずの部下は今は無口な子になってしまいました。気合で頑張っているものの、凄く危険な状態に見えました。

 

そこで、上司に、その子の気になっている様子を伝え、上司から声をかけてもらうように、少しでも成長した部分を見つけて、褒めていただけないかとお願いをしました。

上司は戸惑いながらも、今、やっと部下の状態に気づいて、声をかけ始めています。

 

正直、ストレス耐性の問題と言われればそれまでですけれども、実際に、こうした事は多かれ少なかれ、耳にするようになりました。

どちらも、攻撃をしているつもりもありませんし、責められているとも感じていないと思います。なのに、心の奥底に植え付けられる人格否定される感覚。

 

人は皆、基準も受け止め方も能力も違います。

私も以前の職場で、「(こんなに拙い私でもできるんだから)あなたにできないわけがない」と思って仕事をしていた時には、部下に真剣に教えようとすればするほど、ダメ出しを繰り返していた時期がありました。

その方が年上だったために、早くに嫌になって、辞めてしまわれたのですが、もしもその方が頑張っていたら、私はダメ出しを繰り返していた事にも気付かず、彼女を病気にさせてしまっていたかもしれません。

なので、辞める時に、ちゃんと私が駄目だしばかりしていたことを伝えてくれたその方には申し訳なさと、それ以上の感謝でした。

 

上司に「あなたと皆は違うんだから。」と言われていた意味がやっと解った瞬間でした。

みんな違うんですよね。

当たり前なのに、ついつい忘れちゃう。

そして、自分の考えやスキルを押し付けようとして、部下がどんどん萎縮してしまう。関わり方もその人に合わせて変えていかないと、関わり方が過度なストレスになってしまうこともある。

ほんと、上司側も関わり方一つさえ慎重になると、関わるのさえ躊躇することもありました。

けれども、良い関係性(質の良い関わりと関係)を作るには、体験してみる(関わりの量)しかないんですよね。

量を増やす中で、相手を観察し、相手にあった関わりができるようになっていくことが必要なのでしょうね。

 

 

ふと、自分の周りに起こった出来事から、関わり方について考えてみました。

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