真のワークライフバランスとは?

昨日、真のワークライフバランスとは?と語って下さる方とお話しをできました。そうだよなあと思いましたし、一人で考えるものではないと改めて感じました。

ワークライフバランスって何?
と聞かれたら、あなたはどう答えますか?

その方は明確でした。
「仕事とプライベートの両立は手段であって、仕事をプライベートに活かし、プライベートに仕事を活かすことができるようにすること」と明確でした。

失礼ですが、それなりのご年齢を重ねた方ですが、50歳を過ぎてから、親の介護に直面をされ、仕事の働き方を変えなければならなくなったそうです。
が、業務が減るわけでもないし、家庭ですぐに誰かに面倒を見て頂けるわけでもない。
最初は、どうバランスをとっていくかを考えていたが、ストレスが溜まる一方だったそうです。

それが、ある日、「仕事で仕事に集中できるから、親が粗相をしても優しく接することができる」と気づいたそうです。また、仕事でも、家庭との両立をして頑張ってくれている女性にやさしい声をかけられるようになったそうです。そうなると不思議と、女性社員が自分のフォローを積極的にしてくれるようになったり、親も昼間から電話をかけてきていたのが、パッタリと止み、帰りを待っていてくれるようになったそうです。また、買い物などをするようになったことで、仕事での提案の中に、どこどこのお店で見かけた◯◯というものが浮かんできたり、遅くまで仕事だけに明け暮れていた時にはなかった提案ができるようになったんだよ、と嬉しそうに仰っていました。

「ああ、これがワークライフバランスの本当の意味なんだ」と知ったそうです。

私も家族や仕事で関わる方々や、仕事そのものには感謝ばかりです。
今までは、「大変だ」「こんなに頑張ってるのに」と、きっと一人で頑張っているつもりだったのでしょうが、両立をしている事で、多くの方々に支えられているからこそ、仕事も家庭もあるんだなと考えられるようになりました。(本当は頭で解っていたけれど、心から感じては居なかった部分だったと今思い返すと思います。)

仕事で頑張っていらっしゃる方も、お家で守ってくれる方がいらっしゃったり、変わりに何かをしてくださったりしているから、仕事に集中できているのですものね。
そう思うと、ワークライフバランスは、昨日お会いした方が仰ったとおりなのだろうと思いますし、そのことを通して、一人で頑張っているんじゃないという事を考える機会をくれているのかなあと思いました。(女性的発想なのかもしれませんね。)

だから、家庭をしっかり守るという考え方も、仕事と家庭を両立することも、仕事を頑張ることも、全てワークライフバランスなのでしょうね。
改めて考える事ができて、良い時間を過ごさせてもらいましたので、あなたにもおすそ分けです。

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