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フィードバックを受けて気づいた事

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上司になればなるほど、フィードバックをすること以上に、フィードバックを受けることの重要性を感じました。
ちなみにフィードバックは、ありのままを伝える事です。「私には・・・・と聞こえました。」「聞いているうちに◯◯という気分にさせられました。」など、相手から受けたインパクトについて話す「私」が主語になるようなI。メッセージと、「あなたは、5分間に3回◯◯と言っていますね。」「◯◯の時に、髪を触られるんですね。」など、「あなた」が主語になるようなYOUメッセージ。大きく分けて、この二つがありますが、どちらも、上司になればなるほど、言われる事が少なくなるので、自分を知る機会が減っています。

何故減るのか。
当然上司には言いづらいという事もあるでしょう。上司が自分から聞いても、関係性が上手く行ってないと、本音では言ってもらえない事が多いです。
また、上司も言われて、「そう見えているのか」と素直に受け取れない方もいらっしゃいます。ましてや、部下から言われたら・・・。

私は、コーチ養成の進行役もさせていただくのですが、毎月、参加者からフィードバックが届きます。私の関わり方や、それによって得たその人自身の成果についてです。

けれども、時に、凄く積極的に参加されていたはずの方が、7段階の4(4が普通で、7が一番上というような7段階評価とコメント欄ありです)で、コメントなし。なんて時には、あれれ?なぜ?と思ったりすることもあります。
けれども、その人の基準なのか、それとも私が思っていたのと違う事を感じていたのか。コメントがないと解らない。そこにこだわっても仕方ないから、次はもっと相手の反応を見るようにしよう。とそこからも自分を高めるチャンスを頂いた事もあります。

フィードバックは全て受け取る必要はないのですが、その受けたフィードバックを自分の糧になるものとして活かす事はできるのです。

ある経営者が、話しが凄く好きで、部下の話しだけでなく、お客様の所でも必要な情報を伺うどころか、ずっと話しっぱなし。最後にはお客様の表情がどんよりしているのに、気づかれてない。とうとうお客様から「次の予定があるので、すみません。今日のご用件は何でしたか。」と1時間半後に我慢出来ずに言われてしまいました。

そこに同行されていた部下が、「30分だけのお約束だけでしたが、お客様にご迷惑をお掛けしてしまいましたね。お客様の表情が曇っていましたよ。」と意を決して(?)経営者に車の中で伝えたそうです。
経営者は、「いや、楽しそうに俺の話を聞いてくれてたよ。まだ聞きたいけど、次の人との約束があると言ってたじゃないか。」と応え、部下もそれ以上は言わずに居たそうです。

たまたま、そのお二人が帰っていらした時に私が伺いました。
「あれ?お二人共、いつもの笑顔じゃないですが、どうされましたか?」と私も車の中の沈黙を知らずに聞いてしまいました。

早速、経営者が話してくれたのですが、部下に話を後から聞くと違うようです。
思わず、経営者に伺いました。「お話しされている時に相手の表情って気にされた事がありますか。」と。すると、話に夢中で見ていた事がないとおっしゃいました。なので、部下が感じたお客様の変化について、どう思うか、改めて確認をしてみました。

経営者は、正直「そうなんだ。まずいな」と思ったそうですが、部下に言われたことで「俺に向かって、何を言うんだ。」と思うほうが先になってしまったそうなんです。「言ってくれなくなっちゃいますよ。自分が気付けない部分に気づいてくれる貴重な方のように感じましたが。」というと、そうだよな。と言いながら。

その部下に「さっきはありがとな」とぼそっと。
部下は一瞬、何が起こったのかとキョトンとした顔をされていましたが、その後、私達のコーチングが終了した後には、嬉しそうにされていました。

自分の気づかない点を言ってくれる人が居るという有り難みも、部下にお礼を言った後に話されたいましたし、相手の表情に気づかず話していた自分も、もっと相手の表情を感じ取れるようになりたいとお話しをしてくださいました。

それ以外の話しはここでは出来ないのですが、この部分だけは、その経営者に「俺のように部下からの言葉を受け取れない経営者は居ると思うから、ブログネタとして書いてもいいよ」と仰って下さったので、ここに書かせていただきました。

その人は、私は凄くオープンに接してくださる方ですし、外部では「私」と言う方が、部下や私には「俺」と、フランクにお話しして下さるのは安心できる場にされているんだろうと感じています。凄く変化し続けることを大切にされている経営者なので、コーチングも継続しているのですが、その方でさえ、受け取れない事もあるんだなって、その時にかんじました。

ただ、部下に言ってもらえるような場を作れる事って、素敵だなとその時に感じました。

私は外部だから言いやすいけれど、私が見えない部分で、フィードバックを受け取れる体質を上司が持っていると、部下も上司も成長し続けられるんだろうなと感じました。
受け取れるかどうか。受け取る場を作れるかどうか。これも、部下を成長させるだけでなく、自分自身も共に成長し続けるには必要な事なんだろうなと、自分の体験、その時の経営者の言動などから、改めて感じました。

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