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ネイティブコーチのひとりごと

コーチング リーダーシップ

なぜリーダーがコーチをつけるのか

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「リーダーはそもそも自分で考える力もあるのに、なぜコーチをつけるのですか。」と突然聞かれた事があります。
あなたならどう答えますか。

私は、その前にコーチってどんな人だと感じていらっしゃいますか。と伺ってみました。
「質問とかヒントとかくれるんだろ?けどさあ、そもそも、私達は普段からあなた達以上に沢山の事を考え、決断し、あなた達が答えをくれるわけでもないのに、どうしてコーチが必要なのか良く解らないんだよね。」と答えてくださいました。

正直、私もそう思っていました。
私は自分が独立するつもりもなく、経営者の思いを実行するサポーターであり、緩和剤、通訳と自分を位置づけていたので、経営者がどういう事を大切にし、どういう価値観を持っていて、どんなに仕事に対する思いを持っていて、これから何をしていきたいのかに興味があり、とにかく沢山自分の働いている会社の社長に、直接色々伺いました。

伺う事に対して、本当に明確に、そして私にも解るように伝えて下さるので、こうした経営者にコーチングは必要ないと思っていました。

が、ある時、そんな経営者であっても、「小林さん、今日は俺に聞きたいことはないのか。」と仰るのです。
びっくりしてすぐに「今日はないと思いますが、思いついたら伺います。けれど、どうしてですか。」と聞き返しました。

すると、「聞かれると応えられるんだけど、ちょっと紙状では行き詰まってしまったんだよなあ。だから、いつもみたいに聞かれれば、突破口があると思ってねえ。」と、腕を組みながらお話されました。
「そうなんですか?いつも部屋に籠もられて考えられ、いろんな数字を検証しては、次の戦略を立てていかれるのは凄いなと思っていますが、社長でもそんな事があるんですね。良かったです、社長も同じ人間で。(笑)」とお伝えしたところ、「そうなんだよ。俺は同じ事をやっているのは苦手だから、何か始めたいんだけど、ちょっと浮かばないんだよ。」と。

そこで、今の会社の創業の頃の話しを聴いたり、これからの世の中がどうなっていくと思うのかを聴いたりしているうちに、「解ったぞ。これだな!」とだけ力強く仰って、またお部屋に籠もられたのでした。

社長に対し、私は社長の考えを体現するために、ただ社長のお考えを聴いてみたかっただけなのに、どうやら役に立てたようでした。後から考えれば、上司にコーチングしていたのかもしれません。先の新しい仕事を始めるための思考を解放することをしたい経営者に対して。

そして、それから5年程経った頃に、ブログの読者の方とお会いしたら、その方が経営者でした。
その方は既にコーチをつけていらっしゃいました。しかもコーチングをうけるために月に2時間で10万円以上の投資を個人でされていらっしゃいました。

当時の私は、「そこまでの投資価値があるんですか。」と伺いました。
するとその方は、こうおっしゃいました。

「付加価値は自分の言動に表れるものでその人からもらうものではないよ。

そもそもワンマンになりがちで、答えが偏っていたり、社員達を駒のように見てしまっていたのを外部だからこそズバッと指摘されて、社員が働きやすい環境作りにエネルギーを注げるようになったり、きっかけはコーチとの会話だったんだよ。

僕は、もともとサッカーをしててね。スポーツにはコーチがついてるんだよ。どんな優れた選手であっても、コーチが居るだろ。
僕のサッカーのコーチは教えてくれないんだよ。
ある程度できるようになった僕に、こうなっているぞ!とはいうけど、それをどう受け取り、どう活かすか、或いは聞き流すか(笑)は僕次第だと言うんだよ。
チームの中の僕の位置づけがこう見えているとかも言ってくれるけど、ああしろこうしろと言わないんだよ。
もうここから先は自分で考えて自分でどうするか決める力もあるだろってね。

そんなコーチだった事もあって、コーチって言うのが、僕みたいな中小企業の経営者には必要じゃないかって思ったんだよね。
サッカーと同じで、僕だって経営者だから一人で考える力はある。けど、どう見えているのか。考えが偏ってないかをもう一度検証して、これでいいって決めて前に進めないとぶれちゃうことだってあるんだよ。

僕は、後継者だから、こういう時期にコーチが居てくれた事に本当に感謝しているし、これからもコーチはつけ続けようと思っているよ。

smilecoachさんにあってみたいと思って連絡したのは、経営者をサポートする事にコミットしている人から見て、僕がどう見えているか聴いてみたかったんだよ。
コーチはついているけれど、企業全体に目を向けられるこの人から僕はどう見えるんだろって聴いてみたかったんだよね。」と。

二人の社長の話しを伺いながら、私は経営者に携わる仕事も本気で行おうと思えたのでした。
1月に亡くなられた前の職場の社長の「お前は日本一のカバン持ちってことだな」の言葉を体現すべく、改めてリーダーへのコーチングを行く事に迷いがなくなったのでした。

リーダーにはコーチは要らないのではないかと思っていたけれど、勤め先の社長にも自然にやっていたこともそうでした。後にお会いした経営者もそうでした。
考えられても、考えが狭くなったり、偏ったり、どう見えているかを本気で伝えてくれる人がほしかったり・・・。

何よりもこうした事はコーチングを通して、自己認識力を高め、影響力も感じ、どう自分が振る舞うのか、どうしていくのが良いのか、改めて自分の思考・言動・感情を知り、自分を見直し、未来への更なるエネルギーを自ら発していく力に変換させていくことをサポートしていくんだろうなと思いました。

改めて、自分のコーチとのセッションでも話をしていて、腹落ちした事だったので、書いておきたいと思います。

これから、日本でもリーダーがコーチを個人的に雇う事が増えてくると、日本の企業ももっと元気になるのじゃないかなあ。
リーダーの影響力が変われば、会社が変わり、
会社が元気になれば、社員の笑顔や輝きも増え、
社員の笑顔や輝きが増えれば、その家族も影響され、
家族が影響されれば、私の大好きな子供達が笑顔になり、親のようになりたいと願うようになるんじゃないでしょうか。

社員だって、お家に帰ったらリーダーなんですものね。
子供達がどんどん親のようになりたい!早く大人になりたい!と思える社会を作りたいな。

その一端で、きっかけを作れるのが、私達コーチなのではないでしょうか。
だから、私はいつも笑ってる。
そんな夢を実現させるために・・・。

と私の夢も語らせてもらいました。でかいなあと思ったら、ちょっと笑ってやって下さい。
でも、小さい所からでも、やりますよ(^^)

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