ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

今どきの新人?

   

「今どきの新人は・・・」って、いつの時代も使われる言葉で、私達が新人時代も正直言われているのを聴いたこともあります。
それだけのジェネレーションギャップが生まれている事が解っていて、同じことを要求していくには、その意味も含めて理解することが大切なのかもしれないし、私達が伝わる言葉で伝えていくことも大切なのだろうなと思うことがあります。

最近、コーチをトレーニングするリーダーを集めてのトレーニングありました。
その時に、日本にコーチ養成機関を立ち上げて下さった伊藤守さんが、こう仰っていました。

「参加者は◯回以上、毎回クラスの時間に合わせることにコミットし、参加している。選んで参加してくることで成果はその時点でギャランティー(保障)されている。
 クラスコーチの役割は、もう一歩前に進めて参加者のコミットを情熱に変えること」

これを会社のリーダーに置き換えることもできると感じました。
「部下は、会社を選び、出勤日に出勤することにコミットして出勤している。この会社を選び、出勤することで、既にその時点で成果は保証されている。
 リーダーの役割は、もう一歩前に進めて、部下のコミットを情熱に変えること」

私がリーダーになった時に教わった事の一つに、こんな事がありました。
「お前たち(リーダー)は、評価することだけが仕事じゃない。いかに育て、いかに成果をより上げさせるかだ。評価するだけのリーダーなら要らん。」と。

伊藤さんに言われた言葉と、教わった時から実践に試行錯誤していた頃の事を思い出しました。
そして、今も「情熱に変える」事ができているかというと、まだそうでもないのではないかという事を感じました。

自分が若手リーダーだった時には、体力で「あの人もあれだけやっているんだから・・・」という、どちらかと言うと、目で見えるもので影響を与えていたのかもしれませんが、自分の体力も少し落ちてくると、「あの人もあれだけやっているんだから・・・」という所ばかりで影響を与えるには限界が出てきており、一段と相手の内面を引き出すこと、自分からやろうと思える「何か」を探し、刺激することを意識するようになりました。

が、正直、今でも「これだ」と思える答えが見つかったわけではなく、日々トライ・アンド・エラーです。
ただ、以前学び、実践していることとしたら、モチベーションマネジメントとして得た視点です。

「なんかできそう」なワクワク感
「なんかやってみたい」と思える好奇心
「私がやるしかないんだな」という責任感

この3つのどこからかのアプローチを心がけていたことでした。
そのために、「イメージ」ができるように一緒にやってみたり、ハードルを「少しだけ」上げてみたり、「あなただから」という事を伝えてみたりと、結局は、話す事か体験してみることを部下としてみました。
そして、出来る事に、「次はここ」と徐々に先へ先へと進む。

ただし、中には「どこまでやればいいんですか。」「なぜ私だけ」という人も居て、自分の思い描いたように進まない事もありますが、これもまた対話が足りなかったのかもと、話をしていきました。すると、皆さん、本当に良く挑戦し続けてくれたなという思いがあります。
情熱に変えられたかというと、それは違っていて、その点がまだまだ不足しているなと今も思います。

こう考えると、「今どきの新人」と言いながらも、考え方が違ったりするだけで、根本のマネジメントは変わらないはずなんです。
ただ私が思うに、兄弟が少なかったり、核家族化していたり、クラスが少人数化しているなど、環境の変化によって社会と触れる機会なども減り、ネットなどを通して、経験は少なくても知識が豊富な人が増えているだけなのかなあと思いました。

失敗したくないから一歩が踏み出し辛い人を、どう一歩前に進む原動力を作ってあげられるのか。
関わり方の工夫はこれからも試行錯誤ですが、続けていきたいと思いますし、私達自身が関わり方での失敗を怖れない姿勢自体が、彼らに影響を与えることもあるのではないでしょうか。

ふと言葉にならないまま、言葉にしてしまったので、うまくまとまりませんが、私自身もこれからも関わり方への工夫を積み重ねていきます。

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