思い込みに気づく

ご無沙汰しております。ちょっと自分自身が一人仕事が多かったために、少し休んでしまいましたが、その間に多くの企業の方々とお話しさせていただく機会をいただきました。感謝です。そこでの私の気付きです。

元々、誰しも判断の基準になるような「ライン」はいろんな所で持っていると思いますが、他にも思い込みも沢山あるんだなと改めて気づかせていただきました。

私は、結構、仮説を立てて、検証していくという事を仕事の中でもしていて、その中で自然に検証=挑戦になっていたのですが、それがしづらい職種の方々もいらっしゃるんですよね。

例えば、医療系・薬剤を扱うお仕事の方々は、勝手に仮説を立てて、検証していくという事は許されない職種ですよね。まあ、その中でもサービスに関しては許される範囲があるとしても、勝手に判断できる事が少ない職種なんだなと感じさせていただきました。

同じく、私の職でもあった公務員。これまたサービスは別として、勝手に効率化ができるものでもなく、効率化するには手順が必要であることも多いです。

ただどの職も、サービスに関しては、工夫していけるものであると思っていたのですが、そのサービス自体が、派遣社員を抱える会社ではサービスの定義が派遣先によって変化する部分もあり、難しいのだということを伺った時には、サービスを提供する人が誰なのかという部分も含めて考えていく必要があると改めて考えさせられました。

そして、その部下達をまとめるマネジャーの方々も、一箇所に集まった人たちを見るのと、バラバラの環境にいる人たちを見るのとでは、全く違います。
当然コミュニケーションの取り方さえ変わってきます。
こうしてみてみると、いかに自分のしてきた仕事って、一部でしかなくて、その中で多くの思い込みを作ってきたのだろうかと驚かされます。

その思い込みに気づけば、違う視点も増えると思いますが、どう増やすのか。

それは、簡単なのかもしれません。
「他の業種・職種・人たち・・・と、いつもと違う人達と関わる機会を作る事」
ではないでしょうか。

今回の私もそうですし、今までも研修に参加したりすると、学びだけではなく、そこで出会った人たちに刺激を受ける事も多かったです。
私が講師をするきっかけを作って下さった方は、元々は、とある講演で目があって名刺交換をした事がきっかけで知り合いました。数百人の中で、名刺交換をしたのは数人だけなのですが、席も遠い方で名刺交換をしたのは、その方のみです。

きっと何かお互いに直感ではあったのでしょうが、お話しをしてみただけで凄い刺激をいただいたのを今でも覚えています。

思い込みが悪いわけではないですが、思い込みなんだと知ったことで、視点が広がったのは事実です。だから、その体験が私を出会いの場へと連れ出すんだなと思いますが、私の場合、そんなに器用ではないので、その中でも長くコンタクトを続けられる人は、限られてしまいます。

その場だけでも、視点を広げて下さった皆様が居て、そして、継続して関わりがあることで、刺激を受け続ける方々が居ます。
刺激が、私の思い込みに沢山気づかせてくれています。

その思い込みに気づいた私が、またこれから組織での仕事に関わると、「なんか成長したね」と言って頂けたり。。。
何も変わってないんです。けれども、見方の幅は広がっていくんだなと感じています。
まずは、自分がどんな思い込みを持っているのか、知ってみませんか。

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