ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

知識は罪

   

経営者に教えて頂いたことは数知れませんが、以前からブログで何度か登場しています「研修を受けたら、必ず何かやってみる」という行動にもあるように、「ただ知識を得るだけの場なら、そんなの無い方がいい。その人の問題だとしたら、聴いて学んで満足するだけの知識は『罪』だ。」と仰っていた事を何度も思い出します。

先日、とある新人研修のフォローアップに伺いました。すると、新人時代から5ヶ月経った彼らが言った事は「Routingの作業しかさせてもらってないからつまらない。」「仕事を覚える事だけで必死で全体像が見えなくて苦痛」「能力が不足しているせいか忙しくて大変」という意見や、「自分の収入で生活できるという喜びを感じている」「思っていた仕事内容ではなかったけれど、今の仕事も結構楽しい」「やりがいを見つけました」などという意見もありました。

似たような仕事をしていても、受け取り方は様々です。

さて、今後、今どう考えている人たちが成長していくのでしょうか。
一概には言えませんが、きっと後半の意見を言っている方々の方が、捉え方が前向きなだけに、吸収力も大きいのかもしれません。ただ、前半の人たちが駄目なのかというとそうではないと思います。もちろん、上司によっても違うでしょうし、その反骨精神が今後に繋がるかもしれませんから。

とは言え、この数ヶ月をどう受け止め、仕事と関わってきたのかだと思います。
「敢えて、その仕事を1年やるとしたら、他に体験できること、学べる事はどんなものでしょうか。」と尋ねてみると、発想が柔軟な人たちだけに、すごく色んな意見が出されました。

見る見るうちに、表情がキラキラしてくるのが見えました。
入社前に彼らに関わる機会があったので、今までの成長を感じられる事を外部からではありますが、伝えさせていただきました。
すると「最初はほんとに何も解らなかったのに、解るようになったという事に気付きました。」「入社前には単なる知識でしたが、実際にやろうとするとできなくて、諦めた事が沢山あったけれど、今日を通じて、こういう事だったのかと解りました。」など感想も出始めました。

その新入社員に接しているうちに、「使わない知識は罪、知識を知恵に変え、使ってこそ意味がある」と言われた事を思い出しました。

このお盆休みは、インターネットを極力繋がない。家族の起きている時間には仕事をしない。など、今までにないルールを作って過ごしたために、(どうしても時間を有効に使いたい私は)本当に沢山の本を読みました。

けれども、正直、まだ『知識は罪』という段階を半分だけ使ってみた段階に居るように思います。
ただ、そう考えると、新入社員もそうですが、「いかに体験できる環境を作るのか」なんだろうなと痛感しました。今、私が読み終わった本は、これから実際に体験を繰り返していくのみです。でないと、忘れてしまうでしょうし、その時間を違うように活用したほうが良かったなという後悔にも繋がってしまうかもしれません。

環境のせいにするのは簡単ですが、環境を作り出していくこと、環境を活用することも大切なのでしょうね。
あなたは、知識を知恵に、知恵を行動にしていく環境をどのように作っていますか。

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