空白の時間を敢えて作る

最近、毎日何も考えないで、ただ身体の感覚に集中する時間を1日に10分は持つようにしています。いわゆる「空白の時間」を意識して作っているのです。すると、リセットされるような気分になってきました。

そもそも喜怒哀楽というものは、自分の色んな解釈から生まれてきます。けれども、ただ10分、どんな解釈も加えないで、思考停止したような状態で居るようになると、心が穏やかになってくるように感じています。

元々5分前後の瞑想タイムはとっていたつもりなのですが、どうも思考が動いてしまうのですが、10分あると、その間に徐々に上手く思考停止させられているようで、本当に「空白の時間」のように感じています。

1日の中の10分って貴重だなと思います。いつもなら、10分あれば1日のタイムスケジュールを立てる時間には充分な時間です。けれど、その時間は他に取る事になるのですから、最初は勿体無いとさえ、感じていました。
が、今は凄くリラックスでき、日々の感情などから解放される良い時間になってきました。

つまりは、いかに私達が、日々解釈に翻弄されているかという事なのだと思います。
この10分をとるようになってから、一番の変化は、集中力が増してきた事です。一つの仕事を終えて、時間を確認しても、さほど進んでないのです。一つの仕事が早く終るようになったのです。

今月一ヶ月は、私の中で8月を家族と過ごすためにかなり頑張った月でしたので、書類などが机にも溢れていましたが、この片付けさえササっと終わってしまいました。

1日10分の空白の時間が私に与えてくれたのは、「早く何とかしなくちゃ」「このままじゃいけない」という見知らぬ不安からの解放だったのかもしれません。いかに色んな解釈に振り回されていたのかを客観的に感じられるようになっています。おかげで今は、自分が大切だと思っている事に意識を向けられています。
もう少し、この事を続けてみたいと思いますが、皆さんも宜しければ、お試しあれ。

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