経営者には通訳者が・・・

これは単に私の思いなのかもしれませんが、経営者はドンドン夢やヴィジョンを語って欲しいです。その後ろにサポートする女房役さえ居れば、実行はその人任せでも良いじゃないでしょうか。

ふと、会社での女房役らしきことをやってきて思うのは、経営者が語ってくれるのは、この会社がいかに貢献し、いかなる目的のために存在するのかですが、実際に部下のレベルで、そのことをそのまま理解出来る人がどの位いらっしゃるのでしょうか。多分1割程度ではないでしょうか。

それを咀嚼し、部下が自分にも関係のあることだと感じ取れた時に、その一端を担う一人として協力的になってくれると感じています。
だからこそ、経営者にはドンドン語ってもらい、その語られたものを通訳する女房役が必要なんだと思います。それは、必ずしもNo.2でなかったとしても、直属の部下がそうであれば良いのではないでしょうか。

たまに、その女房役である人が、部下と同じように経営者に対し、「夢ばかり語って・・・」「口ばかり」などと仰っているのを耳にしたりします。これは正直、淋しい事です。社員を使って経営されている以上、形にされてきたんです。その次の世代にまかせている部分に関し、女房役が通訳をするどころか、一緒になってしまったら、経営者は誰に向かって夢を語り、何のために会社を存続していくのでしょうか。

私自身が中間層を長いこと経験したことで、女房役の大切さを痛感しました。

反対に経営者は、伝わらない!孤独だ!などと諦めないで、夢を語り続けて欲しいなと思います。

ふと、今朝、元上司との信頼関係を通しての体験のお話しをさせていただきましたので、ここでも少し話したくなりました。
皆様の成幸を願っています。

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