オンとオフの体験が成長の近道

成長のためのトレーニングで、インプットとアウトプットの両面が必要だと感じていますが、違う言い方をすると、OJTとOff-JTの両方のトレーニングの必要性を強く感じました。

昨日、若い主任級の方々のトレーニングを実施しました。
その企業様では、入社5年前後の方が主任、更に数年で店長へなっていく人もいらっしゃいます。
その間にトレーニングとして、厳しいトレーニングから、ディスカッション多めのトレーニングもありますが、日々現場で実践している事で、部下との関わりについて入社五年目の方々が多くの課題を抱えて、「部下とどう関わっていけば良いのか」という事に真剣に話し合っているのです。

社員としての成績が認められて主任になった方々なので、部下として自分の成果も上げながら部下を育成する事に対し、非常に真剣にコミットしています。その上で、「◯◯の研修で学んだ事を使ってみたけれど、☓☓だった。」「△△で学んだ事を実践したら、◆◆という効果が見えた。」など、上手くいったこといかなかったこと、更にどうしたら良いのかを自然に話しているのです。

オフの研修が研修で終わらず、実践しているから、更なる課題が見えてくる。結局、私の中での5年生はまだまだ部下育成に真剣になれないだろうと思い込んでいた事をあっという間に良い方向に崩されてしまったようでした。こんなに部下育成に真剣になれるんだなあと。

しかも、プレイヤーとしても非常に優秀な方々ですが、それぞれの個性が活かされていて、OffJTでは、現場と離れる事で、現場の様子を物理的にも客観視でき、自分たちでヒントを見つけていらっしゃったり、自分の関わりについて冷静に観察されていました。

職場の中だと、なかなかこの客観視する時間が取れないからこそ、改めて客観視する時間をとってみることができるのもOff-JTの大切な効果なんだろうと感じることができました。

今日もOff-JTの二日目です。貴重なOff研修の時間を大切に共に取り組みたいとおもいます。
あっ、そういう意味では、コーチングも同じ効果があるのかもしれませんね。

あなたは、自分を客観視できる時間を持っていますか。

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