ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

経営者とリーダーとの視点のズレ

   

先日、リーダー向けの研修を行い、その人達の「リーダーとしての信条や哲学とは何か?」について伺いました。その時に、私もはっとさせられた事がありました。

それは、リーダー向けと言っても「経営者」と「後継予定者」がいらっしゃったのですが、話し合いを「経営者」と「後継予定者」で分けて話し合いをしてもらったのです。
すると、3つのパターンが出て来ました。
一つは「経営者パターン」、二つ目は「直近で後継者予定者パターン」、三つ目が「直近ではないが後継予定なのでチームリーダーパターン」の3つです。

一つ目は哲学や信条と言われると「リーダーとして大切にしたい在り方」「社員を観る際に大切にしている在り方の視点」が出て来ました。「楽しんでいるか」「幸せか」などの在り方が出て来ました。また「常に先を」など、長期視野的な発想も出て来ました。

三つ目の「チームリーダー」となると、「業務をいかに遂行するか」「部下とどう接するか」「他部署とどう関わるか」などの視点での信条が多く出て来ました。また短期的な視野での発想が多く出されました。

二つ目の「直近での後継予定者」は、経営者視点もリームリーダー視点もあり、どうしたら良いかも迷いながら、哲学や信条と言われると、一言ではなかなか言えないという方々が多くいらっしゃいました。

立場が人を育てるとも言いますが、視点を変える事でその役職に育ってくる人たちもいらっしゃるのかなとも考えられました。

とある企業様で「経営者感覚プロジェクト」があったのですが、経費を決める権限がないという条件はあるものの、自分たちが経営者であればという視点を基に、企業内でやってみたいことを発想し、上司に提案するルートを探り、実際に実行するという事をしました。

すると、明らかに発言なども、「それって企業にとってメリットになるのかなあ」など、業務ベースの話でない発想も生まれ、その発想が人を育てたのか、実行力が評価されたのか、そのメンバーの数人が次の年度には昇格をされていました。(元々、そういうプロジェクトに自ら入る人たちなので、その資質はあったとも言えるので、この効果だけとは申しません。)これも、今回の話し合いを拝見していて、ふと思い出した体験でした。

経営者がリーダーに、リーダーがメンバーに。或いはその逆も然りですが、自分たちと同じ視点を持っている前提で話してしまうと、大きなズレが出てくるのだろうなという事も感じました。
その視点のズレがある部分を変化させていく事で、チームも企業も変化していく力を高めることもできるのかもしれません。
そのためには、視点を敢えて変えた質問をしていくのも良いのかなとも思いました。

今回、面白い話し合いを目の前で観る事ができ、改めて変化を起こすために必要なものが見えた気がしました。
私自身も、在り方は大切にしているものの、もしかしたら業務的な事に陥り、長期的視野に欠けているのかもしれないなとふと自分も振り返り、長期的視野を得られる質問を自分に投げてみたいなと思いました。

日々学びですね。

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