ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

会議の中での質問がみんなを黙らせた

   

今朝、私も成長したんだなあと思った事がありました。それは、コーチ養成のクラス運営の際、ふと自分の失敗体験を思い出したのです。

それは、会議の中で私がした質問がどんな影響を与えていたかを思い知り、現在変わった私を思い出したのでした。

もう数年前になりますが、職場で会議を行なっていました。会議は現場の責任者が集まって、朝は段取り、15時過ぎは残業の段取り調整を行う毎日の会議だったのですが、午後の会議は社長は同席されず、責任者だけで行われていました。

私もその一人として参加している時期もあり、最後の方は皆さんにお任せする立場だったので同席しないで見守るだけになっていましたが、参加している時の事でした。
私が問いかけても、現場でしか考えられないことなのに、意見が一向に出ないのです。ただ、会議が終わると出てくるのですよね。

私「なんだ。だったら会議の時に言ってくれたらいいのに。」
A 「そうなんですけどー」
私「言いづらい?」
A 「そういう理由でもないですが」
私「え?何なんですか?」
ちょっとイラッとしてしまったので、口調がきつかったのだと思います。沈黙が続き、そのうちに電話が鳴り、終了。

違う時に、今度はゆとりを持って聞いてみました。
私「言いづらい雰囲気じゃないと思うんだけど、何でなんだろう?」
B 「それは、『何が良いか』みたいに聴かれても、良い事答えなくちゃと思っちゃうよね。」
私「え?そんな事言ってる?」
B 「言ってるよ。良いことって言われたら、良い事答えなくちゃって思うし、言いづらいよね。」
A 「・・・」(うなづく)
私「そうだったんだあ。私が黙らせてしまってたんだあ。」
B 「黙らせたわけじゃないけど、そういうツッコミも『言わなきゃ良かった』って思わせるよね」
私「・・・。ごめん。気をつける。」

責任者同士なので、聴けばちゃんと答えてくれます。
が、みんなを黙らせていたのが、私の質問だったとはショックを隠せませんでした。質問したら答えてくれると思っていたのに、どこかで「良い事を選んでしていきたい。だって忙しいんだもん。」という多分私の中の心のゆとりのなさが、みんなを「良い事言ってよ」と誘導しようとして、浮かんだアイデアをすぐに口に出しづらい状況にさせてしまっていたんだなと気づかされたのでした。

それからは、「あなただったらどうする?」にしたり、「私は何を手伝えばいいの?」になっていきました。
すると、みんな凄くアイデアを持っていて、現場が徐々に変わっていくのが感じられました。
言葉かけ一つが、みんなを言いやすくも、動き易くもするんだという事を見せつけられたのは、その時でした。

この経験があったから、質問も「誘導になっていないだろうか」とたまに振り返ります。みんなにも「答えづらかった?」と聞き直します。
そんな事をしている間に、責任者の皆さんが成長されていく様子も見られて、製造現場の調整には同席しなくても見守ればいいかなと、遠からず近からずの距離を持って、参加するようになっていました。

問いかけ一つが、だまらせることもあれば、成長させることもある。
今朝はこの体験を思い出し、また今私がしている質問はどうであろうかと振り返る機会をもらったように思いました。また、こういう体験を通して、私自身も成長してきたんだなあと成長の足あとを見ることができました。

あなたは、周りに、そしてあなた自身にどんな問いかけを投げていますか。

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