ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

自分を脇に置きすぎない

   

昨日の我が家の大事件!それは、娘の部屋の壁紙が半畳ほどメクラれていたことでした。明らかに娘のやったことなのですが、それを「お部屋に入らないでね」という娘の言葉を優先していたので、知らなかったのですが・・・。

冬のお布団類をクリーニングに出そうと思って、娘の部屋に入るしかなくて、「入るよ」と声をかけて入りました。
すると、飛び込んできたのは、ベッドの脇の壁紙が明らかにメクラれているのです。しかも、小さくではなく、大きく・・・。

正直、怒りたくもなりました。

が、実は私も小さい時に、和室で寝ていたのですが、その和室の壁の一箇所が傷ついて白くなっているのが、寝ているとちょうど目の前に見えて、気になってホジホジ・・・・。当然、白い部分は大きくなるし、穴も空きます。

両親にこっぴどく怒られたのですが、「自分のしたことを反省しろ!」と直さずにそのままにしていたら、眠れない日や、学校で嫌な事があった日などに、無意識に指が穴をホジホジ・・・。

親は私はもうしないと思っていたので、当分は気づかなかったのですが、ある日気づいた時には、人差し指の第一関節が入るほどの大きな穴になっていました。

当然、父は激怒。
ところが、母は大笑いでした。おもちゃも何もない我が家だったので、「いくら暇だからって壁を掘るなんて。どんな指?」と大笑いしたのでした。

今回、娘も最初は小さい壁の破れがあったのは気づいていたので、私と一緒なんじゃないかと思ったら、怒れなくなりました。
娘に、小さい頃の私の話をして、娘が破る面積を広げたのは何故かを聴きました。
娘「だって、気になるんだもん。」
私「そうだよね。お母さんもそうだったもん。
  じゃ、どういう時に破いちゃうの?」
娘「眠れない時。」
私「そっか。眠れないと気になって破っちゃうんだ。」
娘「うん。」
だったら直したほうがいいのか、話し合いをしました。
結果として、直さないことにしました。

私も、小さい時の壁の穴が20歳すぎるまでずっと残っていたから、記憶に残っていて、娘を怒らずに済みました。だから、残してもいいのかなと思っては居ましたが、娘からも「このままでもいい。嫌なら大きな紙を貼る」と言ってくれたので、そのままにすることにしました。

今回思ったのは、失敗から学ぶことの大きさもあるけれど、自分も小さい頃そうだったもんなと思うだけで、娘がどうしてそんな事をしたのかを聴くことができました。
きっと、自分の小さい頃の事を忘れていたら、怒って、謝らせて、娘の事情なんて聴こうともできなかっただろうなと思いました。

過去が全てではないけれど、自分だって失敗してきたんだもの。周りの失敗も、その後に何か変わっていけばいいじゃない?
思わず、自分が沢山、失敗や挫折を味わってきた事にさえ感謝したくなりました。
立場が変わると、ついついその立場を頑張っているのにって、自分の今の視点から物事を見がちだけれど、色々失敗も含めしてきているからこそ、色んな視点から見られるようになっているはずなんですよね。

昨日は、娘とのやり取りの中で、凄く貴重な体験をさせてもらいました。
壁紙は可哀想だけど、娘が違う捉え方ができる歳になるまで、そのままで居てちょうだいね。
貴重な体験をさせてくれた娘に感謝。

きっとこれからも壁紙は大きくなるのかもと自分を重ね、壁をみて微笑んでしまう私でした。

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