ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

答えを創っていくことが大切

   

新人研修をしていて、何度も話したのは、「答えをすぐに聞こうとしないでね。そもそも答えは創るものだから。」という事です。学校教育で正しい答えを導き出していくのと、社会で答えを「創造」していく事は明らかに違います。その切替がなかなか難しいですし、ついつい社会に慣れてくると、また正しいかどうかを考えてしまいます。

正しいか間違っているかを判断する軸があるのは悪い事ではないのだけれど、社会に出る時には「答えを創る」事がすぐにできるわけではないので、問いかけています。

問いかけると、考える前に答えを欲しがる人、ヒントを欲しがる人などがいらっしゃいました。が、そもそも答えがないのに・・・。
「答えはありません。答えは自分たちで創っていってほしいんです。」
そう質問された事に答えると、「研修である以上、持って行きたい方向があるんだろう?」と相手は凄く嫌そうな顔をします。中には素直にそうなんだという顔をする人も居ます。が、その研修では本当に答えはないんです。なのに、答えを欲しがるんですよね。

もしかしたら、私が誘導してしまっているのだろうか?質問が意味深って感じさせてしまっているのか?答えがないのにあるように見せているのだろうか?

自分にも相手の反応に影響を与える反省すべき関わりがあるのではないだろうか、と問いかけてみながら、いつもその関わりの中から私自身を振り返る場面も沢山あります。きっと、私自身も、そこから何かを学び、創っていっているのだろうと思います。

考えてみれば、これは新人研修に偏った事ではなく、日々の仕事の中でも多々あります。
部下が「どうしたらいいんですか」と答えをもらいにくる場面。
緊急の時でも、一旦は「あなたならどうする?」と聴くようにしています。その間に自分も一緒に「自分ならどうするか?」を考えてみる。
けれど、多くの場合、そのことにずっと関わっている部下の方が正誤で言えば正しいと私は信じています。だから、自分の考えと大きく食い違わない時には、部下の意見を優先します。大きく食い違う時は、私の意見も伝えてみて、どっちがより良いか部下に聞いてみます。

私の場合、部下が答えてくれたようにする事が多いけれど、私のを採用してくれた時には、更に部下の意見を取り入れた融合の答えを新たに出してみています。その中で、部下に対応してもらう部分、私がすることを明確にその場で伝えます。

緊急時はその場で答えを創り、すぐに行動に移さないといけないからです。

が、そんな時に「小林さんの言うようにしますから、答え下さい」という人も居ます。それなりに数をこなしていれば、対応力はありますが、私が答えを出すのも違うように思う時があります。
そんな時には、緊急対応が終わった後に、今度同じような事が起こったらどうするかを聴くようにしました。それは答えがなくても大丈夫だから、じっくりその部下に考えてもらいました。すると、最初はかなり困っていたようですが、いつの間にか小声ですが返してくれるようになりました。
「大丈夫よ。◯◯さんが言ってくれた事に賛同した以上、上司である私が責任持つし、私もいいなと思ったんだから、堂々と伝えていいんだよ。」
ニコッと笑顔で「はいっ」と返事をして、自分の仕事に戻って行きました。

答えが欲しくなるのって、「間違えるのが怖い」「責任が発生する」「他にいい考えがあるんじゃないかという不安」など、人によって様々だろうけれど、社会がどんどん変化するように、正しい答えもどんどん変わっていくとしたら、実は正しい答えなんてないんですよね。

そんな時に思うのは、父親に言われた言葉
「今日までで1番歳をとっているんだから、お前の今日の判断は今日までの中で1番正しい。でも、これからの人生の中で1番若いんだから間違いもあって当然。そんなもん、まずは今日までの自分を信じるしかないだろ!間違ったら、ああ若かったと思えばそこから変えられる」

答えは創っていきましょうよ。
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