ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

偏り

   

当然のことながら、企業で採用する時には、偏りが見られます。入社した方々の傾向です。昨日の話とは違う見方をすると、採用担当者の意向がそこにはあるように感じました。

こういう人たちを採りたいという基準が明確になっていての結果であろうと感じる部分が多かったです。

そんな時に、タクシーに乗った時の事でした。
とある企業の研修所までお迎えに来てくださった運転手さんだったので、「新入社員研修」だったという事は察していたのでしょう。帰りのタクシーの中で、話をしてくれました。

「私は、昨年までは個人タクシーではなく、◯◯会社(その地域では有名な企業)の採用も担当していたんです。けれども、トップが変わりまして、その時に色々とありまして、辞めてしまったのですが、採用の頃を思い出しますよ。
私の会社では、高卒の学歴の人は☓☓商業高校と△△工業高校の人しか採らないと決まっていたんです。正直、最初から大卒の人たちが来てくれる企業ではないので、大卒の人が来ると、まずは採用なんだけれど、正直続かないんだよね。地味な仕事だからでしょうね。
けれど、☓☓商業と△△工業の人たちは、礼儀がしっかりしつけられていて、仕事は入ってから覚えればいいけれど、お客様だけでなく先輩達に対する礼儀がしっかり身についているから、可愛がられるんだよね。
結果として、仕事も早く覚えられる。だから、意外に聴こえるかもしれないけれど、あの有名な企業なのに、ほとんど高卒ばかりなんですよ。凄いでしょ。
しかも、最近はマナー研修とかやるみたいだけど、そんなのやったことないですよ。だって、元々マナーの出来ている人しか採用しないのですから。」

頷きながら聴いていると、タクシーに載せた企業のトップの方々や、人事担当者の方々の事も話してくれました。
企業の中で足りていない人財を確保したい年があったり、毎年、こういう人を採用していますという拘りがあったり、結構、タクシーという密室の中で、それぞれが語られているそうです。

それが、採用された方々への傾向として現れてくるんでしょうね。ダイバーシティと言われる昨今であっても、どんな多様性も受け入れますといういうのではなく、やはりその企業に即した「拘り」が、あるのですよね。

そんな話をタクシーの運転手さんから伺いながら、自分が見ている人たちにも偏りがあって、個性を引き出せてない事もあるのかもしれないと、反省をさせられました。反面、そういう「拘り」がある企業様に研修を依頼されたのであれば、その企業様の「拘り」もしっかり理解した上で、関わる事も必要なのかもと思いました。
「拘り」って悪いものじゃないですね。そこから、何を大切にされている企業なのかも、もしかしたら感じ取れるものがあるかもしれませんしね。

そう考えると、私も採用をしている時、そうだったなあとか、今一緒に仕事をしたい仲間を探しているのですが、その仲間にさえ拘りはありますものね。
人を通して、自分の大切にしているモノ、企業様の大切にしているモノなどが、見えてくる事もあるんだなと改めて感じる事ができました。

小さな組織である、家庭もそうなのかもなあ。
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