ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

リーダーの思いは大切だけど・・・

   

先日、とある企業様にてアクションラーニングをさせていただいた時の事です。オブザーブに入っていらっしゃった上司の皆さんの言動の影響を考えさせられました。

部下のやっている会議に対し、上司の皆さんが口を挟んでしまう場面がありました。そうなると、その瞬間から、あっという間に部下の「何でも言っても良い雰囲気」はなくなっていくのを感じました。
静かになり、口を固く結び、その上司をチラッとみてから発言をするようになったのです。

本来であれば、そのこと自体も注意を促すのですが、今回のアクションラーニングに関しては、上司の思いでスタートし、今回は口を挟ませて頂きますという事で最初から仰られていたために、それは許さざるを得ませんでした。

それでも、発言が出やすいように、私も参加者として質問をしながら、何とか発言を促していきました。
まだ、私達のチームでは最終的に何とか自分たちの意思で考えた結果であるという納得感も湧き、これからの行動計画もいかにやっていくのかを考えられるようになりました。

しかし、他のチームは苦戦していました。上司が与えた影響が非常に大きく残り、受け身状態になってしまったのです。
その後、上司が仰ったのが「大人しすぎる」でした。

思わず言ってしまいました。
「上司の言葉の影響力は大きいですからね。上司の思いが強すぎて、こういう事について話しなさいという意図を感じてしまったら、なかなかその事から外れないように話してしまいますよね。おとなしいというよりは、素直なのでしょうね。」

生意気なと思われたかもしれませんが、少しの間、沈黙が続くことになりました。
その後、そんな影響を与えたのかなと感じてくださったらしい上司が、これからどうしたら良いのだろうかと尋ねていらっしゃいました。

会議の中で出てきたキーワードを伝えました。
「新しいことをしようと思っても、結局上司に反対されて終わる。嫌われるなら静かにしていた方が良い。」
「やってはみているけれど、結果が良いと判らないと納得してもらえないから、自分でこっそり試してみるしかない。本当は手伝ってもらいたいし、そういう事をやってみていると言いたい。評価もされなくなるしね。」
「そんな事をやっていようものなら、暇そうだなと言って、別の仕事を持ってこられて、結局言われた通りにしているだけ。」
これだけの言葉が数十分のうちに出てくるのですから、考えを潰しているのかもしれません。これをどうしたら改善していけるのか。と反対に聴きました。

答えは出ませんでしたが、次回までに考えてみますとの事でした。

リーダーが「こうしたい」という思いが強いと、ついついそちらに誘導してしまうために、「自由に言ってくれ」と言いながらも、言えないようにしてしまっている事もあるんだと・・・。

これを打開するとしたら、リーダーの思いについて、どうしたらしっかり納得してもらえるのか。共有できるのか。かもしれませんが、もう2つ忘れたくないのは、リーダーの思いを実現する部下がどう伝わったのかを知ること。そして、実現する手段は部下も考えられるという事。

ちょっと今回の会議でリーダーの影響力の威力と、思いが強すぎることで起こる影響について考えさせられました。
あなたはどんな影響力を周りに与えていますか。

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