ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

体験が先でいいじゃない!

   

今朝も早朝から会議をしておりましたが、その中でさせていただいた話しでもあります。
最近は「きっかけ作り」という言葉を使いますが、この「きっかけ」って捉え方次第なんですよね。

どういう事かと言いますと、「そもそも最初から楽しんで欲しい、興味を持っていて欲しい。そうするためにどうするか」と試行錯誤している事も社会生活の中には多くあるように感じます。
けれども、正直、やらされると感じる事が多かったり、命令によって行動したりすることが多いのも事実です。

だったら、命令であれ、なんであれ、最初に体験をしてもらい、その後のフォローによって、「もう一度やってみよう」「もっとやってみよう」「今度はもっと・・」になっていけば良いのではないでしょうか。
つまり、体験そのものがきっかけになるのではないでしょうか。

一つの例をお話しします。

生産会議をすると、毎回ギリギリに集合し、調べて来いと言われた数字を報告する。結果として、怒られるか、改善案を要求される。それでも価値があると思っている上司は、この体験を繰り返すのです。

ある時、「なんで開始時間ギリギリになったり、遅れてしまうのだろうね」と聴いてみると、最初は「現場の仕事が忙しいから」という声が多かったです。けれども、感情を聴きました。「参加していて、どう思っているの?」と。

すると、「報告だけなら別にホワイトボードに書けばいいのに」「どうせ叱られるためのネタにしかならない」という意見が、やっと聞き出せました。確かに、こう思っていたら、私であっても参加するのが面倒になるだろうなと感じました。

そこで、せっかくだから「上手くいっているチームのやっている事について話しをしよう」「目標に達してないチームと達するチームの違いって何かを比較して、どのチームも目標達成できるようにしよう」「この会議を通して、忙しい時にもプライベートも大切にできるような働き方を手に入れよう」と再度、目的とゴールの確認をしました。

すると、最初の頃はぎこちなかったのですが、徐々に会議での意見が前向きになり、発言者も増え、活性化していくのが見えました。最初に気にしていた開始時間も、自然に守れるだけでなく、早めに始まっている人達も出てくるようになったのです。

再度、参加者に訪ねました。
「最近は、早くなったよね。何かあったの?」
答えは明確でした。「だって、ワクワクするんです。」「他のチームのやっていることが聴けるんだからいいですよね」「早く帰るって事も考えると、部下が活き活きして、部下も色々提案してくれるようになったんです。それを報告したくて。」

明らかなのは、話す量と表情の変化でした。体験を通して、全く違った会議にでも参加されているのだろうかと思うほど、その場を活かそうとされているのが伝わって来ました。

この体験を元に、その人達にも「体験してからの気持ちって大切なんだね」と伝えました。
すると、「あっ、体験がきっかけになるって事ですね。無理矢理させてもなって思っていたけど、その後に楽しめたり、喜べたり、ワクワクしたりするような事を考えておけば、最初は『やりなさい』でもいいのかもしれませんね。」と語ってくれました。

今でも、「この体験が次のきっかけになるには・・・」と、考える事も多々あります。自分にとって、徐々に当たり前になってきた事だったのですが、今朝の話しの中で、「きっかけ作り」に困っていた方がいらっしゃったので、そこで話した私の体験の事例を元に話したくなりました。
何かお役に立てば・・・。

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