もしも明日急に倒れたら?

誰の言葉だっただろう覚えていませんけれど、「あなたは今の役職を失っても、部下から相談される存在ですか。今まで私の出会った中で、そのような人は松下幸之助さんだけでした。」と仰った方がいらっしゃいました。正直、ガツンと頭を打たれた感覚だったことを今でも覚えています。
が、今思うと、人間として尊敬されていたかという点では納得です。でも、そんな人間として尊敬されるに足りない私には違う局面もありそうだなと思いました。

人間として尊敬されるには、実績もそうですが、ブレない信念のようなものもあってこそだろうなと昨日の選挙などを見ていても感じました。

けれども、人間として尊敬されるに足りない私には、後継に「私が居なくても回っていく状態を与える」という事くらいしかできないなと思いました。人としての在り方、上司としての在り方については、未だ成熟していないと自分で感じています。ですから、そこについて相談してもらうにはまだまだ未熟なわけです。
だとしたら、まずは私が居なくても回る状態を作る事は大切だなと感じました。

そう思うと、今は多くが一人で仕事をしています。
「もし、急に今日倒れたらどうするの?」
これが今年の命題として残されました。
そのための来年の自分の動きも考え始め、人財に関しては数年のうちには完成します。連絡などのとり方についてはこのお正月中に完成します。そして、倒れないための体力つくりを少しずつですが始めました。

昨年位から、ブレイクしているエンディングノートは、自分の棚卸としても非常に活用できるので、活用するのも一つだなと思います。
もしも、自分が急に倒れたら???急に命を絶やすような出来事が起きてしまったら???

いろいろと考えながらも、今を楽しく生きる事も考えるようになりました。
「今日、今、後悔を残していないか」

ついつい永遠だと思って先送りしている事もあったように思います。
けれども、今年の梅雨時からもらっていた命題に向き合うようになって、日々が変わってきたように思います。
向きあおうとしなかった先月には、周りで命を落としそうになった人が居ました。その方のおかげで命題と向き合う事に逃げるなと言われたように思い、向き合い始めました。

まだできていませんが、もしも明日命が無くなるとしたら?
この事は私にかぎらず、言えるのではないかと思ったので、あなたにも一緒に考える時間を持ってもらいたく、投稿しました。

仕事、プライベート、倒れた後に私は何を残していけるのか。
本当にいろいろ考えています。そして、それを形にしていこうとしています。
あなただったら何をしますか?
私の見落としている事もあるかもしれません、教えて下さいね。

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