いかに協力してもらうか

本当にこのチームは存続するのだろうか。そう考えてしまうこともあったチームが身近にありました。自分も所属し、リーダーを表面的には任されているのだけれど、本質のリーダーは別の方で、リーダーとの情報共有・感情共有をしながら進めているのだけれど、どうも気がかりがあり、まとまらないもどかしさを私達は感じていたのだと思います。
けれど、尻込みはいつでもできるけれど、いかに進むか本気で考えてみようと考えてみました。

どうも尻込みをするのは、どうも進もうと思うとメンバーに止められてしまうようなもどかしさを感じていました。止められるというよりも、考えて行ったことを頭ごなしに否定されるような思いを感じ、そのメンバーがどんどん「居なければいいのに」と思うようになっていたのだと思います。

以前にも同じような事があり、リーダー同士とことん話をし、できればその人無しでもできるようにと言う方向性になっていたのですが、本当にそれで良いのでしょうか。気が合わないし、意見が合わないからという理由でチームを再結成することも可能なのだけれど、そのメンバーの視点が私達にないものであることは間違いないのです。

もしも、その人と同じような事を思う人が居たらと思うと、意見の伝え方に問題があるとしても、意見自体は貴重なのではないかと考えもしました。
結局、その後にチームで話し合った時には、メンバーの脱退なく「言いたいことを言っていこう」という事で、話をし終わりました。

ところが、また同じような事が今回起こりました。真リーダーも、さすがに今回ばかりはストレスを隠せない事が私には伝わって来ました。

では、どうしようか?解散もありなのかもしれないけれど、チームとして大きな取り組みを目前に控え、そのことに意識を集中させるのは違う気がしました。
であれば、その取組をいかに成功させるか。チーム一人ひとりが、その取組にいかに協力しやすくするのかを考える方が良いと判断しました。真のリーダーがしっかり運営してくれているので、安心してお任せしていたけれど、私自身がイマイチ動いて居ないのです。

私が協力できのは今しかない!そんな思いでした。

取り組みに不足していることはないか。
誰がどう関わればよいか。
たたき台となる提案を出してくれている真のリーダーに負荷なく応えられる方法はないか。
その先の事は取り組みが終了したあとでも考えられるから、まずは取り組みに集中しよう。

そんな思いで、協力してもらいやすい方法を模索し、メンバーとも話をしました。
結果的に、チームはそれぞれ自らの責任を宣言して、取り組みに向けて再スタートを切ったように見えました。
この取組後に、お互いがどんな感情を口にするのかは正直解りません。けれども、リーダーとして「対立する」事は見えていても、「協力する」という視点が欠けてしまっていたのかもしれません。

お互いに取り組みの成功は願っているのです。
確かに今でも、そのメンバーに気を遣ってしまう部分もあります。けれども、その方が居るおかげで取り組みの成功の兆しが見えてきたことも事実です。
言葉では「協力」って簡単だけれど、一旦対立関係が生まれてからの「協力」って、目的や目標が明確だったとしても、本当に難しいものなのだなと感じています。
その中で、いかに「協力」し合う事を一つのエネルギーに変えて、取り組みを成功へと導くのか。
リーダーとして、もう一人のリーダーと協力しあって、とことん考えていけたらと思います。そこから「相乗効果」が生まれた時、私達は本当の意味で、「チーム」になるのだろうと今は考えています。

駄目だという判断はいつでもできる。
それを一つにまとめ、実現させることが、リーダーとしての大切な責任であり、やりがいなのだろうなあ。

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