ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

どんな事でも話してもらう

   

子供というのは、本当に怖いものですね。無意識に大変な衝撃を受ける事をしていても、気付かない時があります。だからこそ、親が聞いてあげる空間を作ってあげられることが大切なんだと思います。それは、職場も同じなのかなと思いました。

娘が昨日、すごく甘えてきました。淋しかったんだろうとしか思ってなかったのですが、実は違っていたのです。
娘「お母さん。今日は、◯◯君に首を絞められた。息ができなくて苦しかった。」
私「えっ、何かあったの?」
娘「何にもないよ。急に。いつも急に意地悪してくるんだよ」
私「え~!!大変。それで、その後どうしたの?」
娘「先生にすぐに言った」
私「そう。良かった。で、わかなちゃんもしたことある?」
娘「しないよ」
私「わ、偉い!やられて辛い思いをしたことをしないなんて、すごいと思う。あ~、でも良かった。何もなくて」
こんな会話です。

本当は、もっとビックリして、大丈夫?ってしたかったんだけど、いじめられているんだという感覚を持って欲しくなかったんです。なので、我慢しながら、良かった事も見つけて、その後ぎゅっとしました。さっきの分まで。

きっと小学校3年生だから、解ってなくてやってしまっていることもあるでしょう。娘も何もないとは言っているけれど、もしかしたら、娘も無意識に相手に何か嫌な思いをさせているのかもしれません。なので、オーバーに反応しないようにしないように、冷静に聴きました。

そんな事があるというのは子供だけなのかというと、実は職場でもあるのですよね。
前の職場でも、女性同士の人間関係で、さすがに子供のように手を出してしまうことはないけれど、もめることがあります。
大人のやりとりなので、ほどほどとは言え、私の上司は必ず相談にきた人の話は、共感することなく、冷静に話を聴いていました。つまり片方だけの味方になるような聴き方ではなく、事実を聞こうと話を聴いていたのです。

すると、解って欲しくて、相手は本当に色々と話をしてくれます。
その上で、うなづきながら話を聞いて、話を聞き終わると、「相手からも話を聞いてみないと解らないから何とも言えないけれど、話してくれてありがとね。いつでも話は聞くから、おいで。」と言って、職場に返します。そして、反対側からも話を聴きます。
両方聞いてあげると、結構溜まっているものを吐き出すので、その後落ち着いてやめることなく勤めてくれました。

中には、対立して、仕事に支障をきたす時には、対立する二人に「違う職場をみつけるのも手だよ」と促していたこともありましたが。

それとは違う場面では、一人で抱えている悩みを聞いてあげることもありました。上司は本当にいつでも話を聞いてあげられる空間を作るのが得意だったのだろうと今も思います。
そして、必ず嫌な顔一つせず、最後まで話を聞いてくれます。そして、相談が終わるとみんな晴れやかな顔で職場に戻っていくのでした。

これは、退職前の人であっても同じでした。「退職する人にも、あの職場は良かったな。とか、思ってもらえるように辞めてもらえば、巷で悪いうわさも立たないし、また戻ってきてくれるかもしれない。だから、最後まで聞いてあげるのも僕の仕事」と言っていました。

その姿勢を見ていて、私は学ぶことが多かったです。
人は聞いてもらう空間があれば、本当にどんな事でも話したくなるのでしょうね。特に一人で抱えている事も。

私はまだその上司ほど、じっくり聞いてあげられるかという事と解りません。けれども、一緒に働いている時に学び、体験し、そうしてその場から晴れやかな表情で職場に戻る人達をみていると、話せる空間を作るというのは、心のゆとりを持っている事でもあるのかなと感じました。

きっといつまで経っても未熟だと思い続ける私ですが、それでも一人でも多くの人が、どんな事でも話せる人でありたいなと思います。
娘の話には、目頭が熱くなりますし、共感性が高いので、ついつい感情を抑えきれず、その人の表現できない感情を表現してしまっている時もあるのかもしれませんが、それでも話したくなる存在であれたらなと今はすごく思っています。

自分の宣言のようになってしまいましたが、どんな事でも話せる空間を作ることって、それだけで周りの人達が幸せになることに繋がっていると私は信じています。
あなたが、自分のことを話せる空間はどこですか。
あなたは、誰かのために話せる空間を作るとしたら何を心がけますか。

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