リーダーの休日の過ごし方

今日からゴールデンウィークに入っている方々も多いかもしれませんが、今でも思う「リーダーの差」とはどんな所にあるのかを改めて書いてみます。違う考え方もあるとは思いますが、あくまでも今まで出会ったリーダーの方々の違いについてです。

比べるというよりも、私が尊敬するリーダーの特徴とでも言った方が良いのかもしれません。
なので、ここがポイントと言うわけではないのですが、私の尊敬するリーダーの皆さんは、休みの過ごし方が違うなと思うのです。

大きく分けて二つのパターンを観てきました。
一つは創業者の場合。二つ目は後継者の場合です。

一つ目の創業者の方々で尊敬する皆さんの休日は、正直言って、休んでいるのにもかかわらず仕事の話しばかりです。ゴルフをしていようが、お酒を飲んでいようが、友達と会っていようが、どこかで仕事の話しがあります。しかも、お金稼ぎというよりは、仕事に対する愛情だったり、お客様がいかに喜んでくれるか、社員がいかに活き活きと働いてくれるようにするかなど、内容は様々ですが、本当に仕事が好きなんだなという事を感じさせられます。

外に出ることが好きでないという経営者もいらっしゃいましたが、それでもお家でどうしたら、会社を存続しながら次につなげていくか、この先はどうしていこうかと、思いを巡らせる時間は取られるようで、休み明けにお話をすると、その前の週末とは全然違う展開があったり、経営者自身が活き活きとされていたりすることがあります。
「思い」があって創業された皆様だから、経営者にかぎらず、初期メンバーにはこうした「仕事への情熱」と「(趣味かと思うような)仕事やお客様、社員への興味」が非常に大きい事を休みの時も感じさせられます。

ゴールデンティークのような長期休みは、これから先の事を考えていくのにウッテツケの時間だと仰る方が私の周りには多いです。

そして、二つ目の後継者。
後継者はちょっと違う場合が多いんですよね。長期の連休があったとしたら、先を考える時間という事に変わりはないのですが、大きく違うのが、同属企業の経営者やリーダーの場合です。この場合には、いかに仕事と切り離した「オフ」の時間を取れるのか。のように感じることが多いです。

頭を切り替える時間を持つことで、先への発想を現状を発展させる(或いは維持する)形で考えていく時間を取ることに勢いをつけるという雰囲気を感じます。
いやいや違うよ!と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、私が出会った方々の中で二代目の尊敬する方々はこうした方が多い気がします。三代目になると、それを引き継いでされる方と、第2創業と言われる変換期に入られる方といらっしゃるようですが、お休みの日の活用としては、「切り替え」「新しい活力のチャージ」という所が組み込まれているかがポイントのように感じます。

こうして迎えた休み明けに明るい顔で会社に出ていく事で、社員に明るい雰囲気を連鎖させていくのだと感じます。
ちなみに同属じゃない場合と言うのは、この限りではないと感じます。パターンは色々ありますが、仕事や社員、お客様に対する全面を観て、「バランス」という事を考える方が多いように感じますが、その方々の休み方は、思考の時間をどう取るか様々な様子を伺うので、共通点は見いだせていません。

しかし、全ての場合に共通して言えるのは、連休は「休息を取る時間だけではない」という事です。
必ずと言っていいほど、「連休中に考えたんだけどさあ・・・」と、話をしたがって連絡を下さる経営者やリーダーの方々がいらっしゃる企業様というのは、軒並み伸びているという事実です。私に話をする人がというわけではなく、その後お会いして展開が変わっているので、「どうされたのですか?」「いつそういう事を考えていらっしゃるのですか?」と伺うと、日頃から考えていらっしゃるのですが、大きな展開やひらめき、或いは情報に基づいた確信を持たれるタイミングというのは、連休だとおっしゃる方が多いように感じました。

中には、そういう時を利用して、勉強をされる方もいらっしゃって、こうした向上心には尊敬の念しかありません。

私も独立している以上、リーダーです。とあるNPOのりーダーでもあります。この連休をいかに過ごすか、私も過ごし方を見直すために、一緒に共有させてもらいました。

あなたは、この連休をどのように過ごされますか。

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