数値化の大切さ

昨日は、一日セミナーを行わせていただいたのですが、受講者のお一人が「途中で退座しなければならないのだけれど、午後も10分であっても出たい」と仰ってくださったことが嬉しかったです。結果的に時間的に許すまで居て下さいました。ちょっとした事なのですが、そのことがすごく嬉しかったです。

そして、午前だけ参加された方が「この内容なら、東京でも一人2万円は払っても損はない内容です。ありがとうございました。」と仰ってくださったことが、自分の中で、最高に嬉しかった言葉でした。

で、言いたいのは色んな言葉をいただいても、自分のセミナー運営に対し、いつも不安を抱えていて、これで良いのだろうか?といつも疑問を持っていました。(次にどう高めるかのきっかけになったり、多くの承認にはなっているので私には大切なものです。)けれども、「セミナーの価値をお金に換算」してもらったことで、そんなに出していただけるほどの物を提供できているんだなと実感できた事に、自分の価値に一息つくような安心感を感じるとは考えても居なかったのです。ある意味、ショックでもありました。そんなに測定したかったのかと・・・・。

とは言え、どこかで私は自分の講師としての価値を計りたがっていたんだという事です。
今まで、投資のつもりで、インプットをして、実際に使ってみて、日々いろんなことに失敗と成功を重ねながら、変化してきた事を、受講者のフィードバックから受け取る事もしていたのに、数値化できるわけでもなく、どこかで測定をしてみたかった自分に気づけた事は大きかったのです。

そのことがわかると、他に測れることも沢山あるんですよね。
アンケートの言葉だけでなく、点数もつけてもらっているので、その点数で見て取れるかもしれません。
講演をした時の人数であったり、チャリティ講演会のチャリティ額だったり、主観性ではなく、客観的に表現できる数字があれば、もっと高めよう。でも頑張っているんだなと自分を認めてあげることも、反省することもできるんですよね。

他に代償を求めたり、評価を気にするというのではなく、ただ自分の立ち位置を知るための「測定できる数値」が次の自分に挑戦させてくれるのかもしれないと感じる事もできました。

今まで、数値化という事に執着してこなかったのですが、この事に気づけて、数値化の意味や、更にはフィードバックの仕方についても、客観的な伝え方をすることの大切さも改めて体感することができました。

解ってはいるつもりでも、今回の体感がなかったら、まだまだ数値化や客観的なフィードバックというのをスキルとして受け入れていたのかもしれません。
今回、うかがえた事で、私自身がもう少し自信を持って、更に良いものを提供できるよう頑張ろうと更に思えました。

何気ない一言だったのかもしれませんが、数値化が大切だった事に気づかせてくださったことに感謝したいと思います。
ありがとうございました。

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