何度も読んでみると違うものですね

自分の部屋には、本棚に本がぎっしりです。せっかく気に入った本を置いているんだからと、たまに読んでみるのですが、いつも新しい発見があります。

その時その時で考えている事や感じ方が違うのかもしれませんが、毎回新たな発見をすることがあります。また、読みながら湧いてくるイメージが、全く変化してくるのです。

最近も、仕事で使っている知識の源ともなった4冊の本(ビジネス本と学術論文)を、改めて読んでみました。
知識として、ネジ曲ってしまっていた部分もあり、修正することもできました。が、それ以上に面白かったのが、読みながら浮かぶ体験や、なにげに流していた一文が、すごく腑に落ちた事です。

当時もすぐに使える職場があり、体験を重ねて「なるほどね」とは思っていたのですが、そう思いながら積み重ねてきた体験が、更に他の一文の意味を理解させてくれました。この一文は、この体験からすると、こういう事だったのかあ、というように。

ただでさえ、これらの本は数回読んでいましたが、少し間をおいてから改めて読んでみると、全く別の本なのか?と思えるように違っていました。

こうした体験が楽しくて、最近は「そう言えば、この本を最近見てなかったかも」と思える本にも手を出してみています。
新たな本を読むのもいいけれど、何度も読んでみるのもいいものですよね。

人も、一度イメージをつけると、そのままだけれど、常に成長していくのだから、受け止め方も、その人自体も変わっているはず。
何度も何度も、その人の事を知ろうと接してみると、新たな発見もあるんだろうな。
本を読みながら、そんな事を感じました。

近い人ほど、本当は知らないのかもしれませんよね。

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