ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

果てしなく作れるゴール

   

ゴールテープを切ることを目的にしないように、常にゴールを新しく作っていると、果てしなくゴールテープの先に新たなゴールテープがあります。これって、すごくタフなんだなと改めて感じています。

以前の職場で、社員に「仕事がない」という思いをしてほしくなくて、どんどん仕事を頂いていました。みんなの能力が向上し、効率もよくなり、まだイケると仕事を更にとりました。
しかし、ある時から急に元気がなくなってきたのです。

そんな時、「この仕事も入るけれど、今のが終わる頃とかぶるけど大丈夫?」と現場に尋ねると、「あのさあ、いつまでこのMAX状態を続ければいいわけ?いつまで頑張ればってないと、さすがに疲れちゃうんだけど・・・。」と言われました。
良かれと思って、頂いていた仕事が周囲のやる気をなくさせてしまうこともあるんですよね。

考えてみれば、その当時は1年以上仕事が増え続けて居ました。休むどころか人を増やしたりしながら、リーダーは人を育てながらで、とても気の休まる時間はないほどでした。
そんな時に、ゴールが見えないけれども、全速力で走り続けてくださいと私は言っていたのですよね。それはつかれるはずです。

とは言っても、仕事を減らしたら、今度は増えた従業員を減らす事になってしまいます。それは縁があって来てくれた人たちなので大切にしたいですし、上司と色々考えました。けれども、上司は「仕事はないよりある方がいいんだから」と放っておこうと言うのです。

結局、私は静かにしていましたが、その中でもやりがいを持ってやり続けている人たちが居たのです。この人達や私はなんでモチベーションが維持できるんだろう?

やっていることは単純でした。

自分の中で、「今日はここまでできたら終わりにしよう」と朝ゴールを決めて、夕方まで頑張る。終わったらガッツポーズ!
それだけなんです。
長期で見ると、終わりのないゴールに見えても、一日一日で小さなゴールを設定して、そのゴールが終わったらご褒美。私の場合は100円のアイスです。(アイスが大好きなので、これだけで幸せな気分になれています。)同僚の場合は、1週間頑張れたら、週末に外食でした。他にも、頑張れた日は長風呂するとか、缶ビールを飲むとか、自分なりにゴールの後に休まる時間を作っていたのです。

果てしなく感じるゴールほど、途中での小さな通過点としてのゴールが、ガッツポーズに変わるんですよね。

そのことを「終りが見えない」と言ってきた人に経験として伝えて見ました。
頭ではわかるけれど、もう疲れちゃってるから今更だよ。と言われました。

そこで尋ねました。「じゃあ、一日休みにしますと言ったら何する?」
応えは「寝る」でした。
他には?「考えたくない。その前にまずは休みを作ってくれ」と言われました。正直、休みはあるんです。ただ、その人が先を考えて、仕事の事をずっと考えてくれる真面目な人だからこそ、疲れちゃうんですよね。これはこれですごいことです。

結局、疲れはてているその人にはそんな言葉は必要ないようでした。
そんなある日、部品の入庫がどうしても間に合わず、得意先からも仕方ないから●●個まで納品できれば、その先はなんとかすると言われました。

「××さん、●●個作ったら、部品が来ないから明日は休みにしてもいいよ。上司の許可も取ったから」
すぐに元気のなくなった人に伝えました。すると猛ダッシュで●●個作り上げ、定時で帰宅していきました。翌々日、今日はどんな気分と言うと、まだ休みたいけれど、頑張ります!と少しだけ元気になっていました。

けれども、この体験がもとで、以前話していた「小さなゴールを作る事」の重要さがわかったようで、部下にも一日の目標を言うようになりました。その人の中でも日々のゴールが設定できるようになったのです。疲れはあっても心地よい疲れに変わったのでした。

先に先にのゴールばかりでなく、疲れる時は手前に小さなゴールを用意してあげることも大切なんですよね。

子供が「お母さん、大晦日は年の最後だから大晦日だけど、1月や2月の終わりにも晦日ってあるんだよ。だから、小さい晦日も忘れないようにしたいよね」と言いました。
そんな言葉から、ふと手前のゴールの重要さを感じた出来事を思い出して、書きたくなりました。

今年最後のブログ、たまに休んだけれど、ほぼ毎日続けてこられました。(ガッツポーズ!)
また来年も積み重ねていきたいと思います。読んでくださっている皆様、来年もよろしくお願いします。

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