あきらめなければ誰でもプロになれる

あきらめなければ誰でもプロになれる。
疑ってしまう私がどこかに居ました。けれどもコーチングを始めて大きな転機が訪れました。
その事をきっかけに私は今、何でもできるんだという思いでいます。誰でもプロになれると心から信じています。
そこには大きな体験と言霊がありました。

人は10000時間一つのことをトレーニングし続けたら、その道のプロになれる。
そう言われました。コーチングを始めてから既に6年になろうとしているが、いまだ10分の1程度です。
まだまだ学ぶ事は多そうです。ただ、10000時間という万民に向けた時間指標を与えられたことで、そこまでは続けてみようと今は思えています。

これが小さい頃から本人も周りも信じてあげられたら、夢をあきらめなくても良かった子がどんなに多かったことだろうと思うと、過去への反省と、これからへの関わり方の大切さを痛感しています。
私の古いブログでも取り上げましたが、糸井重里さんが「凡才も10年続けたら天才になる」と仰っていました。結局、10年や10000時間とことんやってみないうちに、他の選択肢があっているのではないかと変更したり、諦めたりしてしまう。それを繰り返したら結局いつまで経っても10年や10000時間にはならない。

才能がないからと言う方もいらっしゃいます。けれども才能があるかないかに終止符を打つのは、多くの場合自分。勿体無い事だと今は思えるようになりました。

頭で分かっていても、この意味を心の底からそうだよなあと思えたのは、本当に最近の事なのかもしれません。

私のお恥ずかしい経験を話しますと
私は「一番で居なければならない」のに「目立ちたくない」。「優秀で居なければならない」のに「周囲にはすごい人達ばかりでまったく優秀にはなれない」。そんな相反する思いを心の奥に持っていました。でも、誰かに「こうでなければならない」なんて一言も言われてないのに。
そんな苦しい時間を過ごしているときに、今の新しいコーチ(価値観が似てそうなのでお願いをしました)に、「里江ちゃんはお父さんに認めて欲しそうだよね」と言われました。
いろんな話しの中で、ずっと父の価値観が軸になっている事を気付いていらっしゃったようです。そして「お父さんはもう十分に認めてくれているんじゃないのかな」と付け加えられました。その瞬間でした。私の眼からは温かいものがあふれ出てきたのです。「そう。父に認めてもらいたかったんだなあ」そう思いました。

マインドコントロールでもなんでもないです。「一番でいろよ」「貧乏な人間が認められるには優秀さだ。とにかく優秀でいろ」「女だからってめそめそするんじゃない」「社会に出たら男社会だ。仕事で女を出すなよ」「姉ちゃんなんだから手本を示せ」繰り返し言われた言葉に対し、叱られることはあっても褒められたことはない。もうとっくに父は認めてくれているのに、私はまだ父に褒められたくて必死になっていたんだ。そう分かったら、多くの「こうでなくてはならない」というのが消えてしまいました。
今まで父に認められるために走っていたのに、急に大草原で自由にしなさいといわれた気分になりました。

そんな自分が本当に何をしていると嬉しいのか。楽しいのか。自分と向かい合ってみると、今やっていることは、やっぱり私が好きでやっていることも多いことに気付きました。逆に認められるために制限をかけていたことも見えてきました。大草原で今、何をしても良い。ただ底には花があり、木があり、土があり、動物が居て、周りとの調和の中に自分が居る。何をしてもいい。調和さえ乱さなければ。
子供の頃に戻った気分だった。

今朝、おきて気付きました。
自分が本気でしてきた事には、自然と周りが気付いてくれた。プロになるための道が自然と出来てきた。自分が諦めない限り、それは永遠に続くのだろう。そう思ったのです。

今、私は今までとは比べ物にならないほど自分を信じられるようになりました。
あきらめなければプロになれる。きっとこの思いは、クライアントさんや周りの人への思いと変わらないと思います。私と関わる人は自分の思う幸せを手にできる。今本気で思っています。
まだまだ頭で思っていただけで、本気ではなかった部分もあったのかも。でも今は本気で思えます。

コーチ自らがそう思えるときに、クライアントさんも自分を信じることができるのでしょうね。

ちょっとスピリチュアル的発想かもしれませんが、「人は鑑写し」だといいます。その人があきらめそうなら、私がその人をとことん信じてあげます。あなたは望む状態を必ず手に入れられます。
だから、あきらめないで進みましょうよ。
自分を信じて進みましょうよ。

今は、そんなメッセージをあなたに伝えたいと思いました。

私の次のステップは、この大草原をどこに向かって、どう進むのか。制限のなくなった私は今、それを想像するのもまた楽しいです。

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