小さなコミュニケーションの大切さ

先日、とある管理職研修に伺ったところ、「この人達が本当に管理職なのだろうか?」と目を疑いました。全くコミュニケーションがとれていないのです。

徐々にディスカッションを通して、元気にはなってきたのですが、本当にコミュニケーションが不足していて、チームにしてみても、まったくチームがチームとして機能しませんでした。
挨拶も、返事も、うなづきも、あいづちもない。

結局、自分が不安になってくるのも感じました。「通じているのだろうか?」「伝わっているのだろうか?」「何か感じてくれているのだろうか?」
そう思うと自分の不安がネガティブにみんなの様子を受け留めてしまっているのかもと思い直し、私もリクエストをすることにしました。
「せめて顔をあげて聴いて欲しいです。」と。

その後、顔をあげてくださる方が増え、ディスカッションを通して、素直に話しをしてくださる方も増え、これが本来の姿であればいいのだけれどと思いながらも、小さなコミュニケーションをリクエストし続けました。

やっと最後にコミュニケーションが自然にとれるようになってきた時には、既に時間が終了してしまっていました。
これから職場に戻って、実践される皆様に、小さなコミュニケーションは続けていっていただきたいと思います。そのことで、部下も影響を受けて変化していくのですから。

管理職の皆様ですから、最初から頭では分かっていらっしゃるようでした。しかし、行動が伴っていなかったのです。短い研修の間にそのことができるようになったのですから、是非続けて行っていただき、部下が良い影響を受けられる環境作り・関係作りをして行っていただけたらと私は願っています。

あなたは小さな小さなコミュニケーションを大切にしていますか。

コメント

  1. わかさん より:

    夢を描くドリームマップの授業で、こどもたちとしたお約束。

    「聞かせてね」を態度で伝える!

    自分の話をこんな風に聞いてもらえると、とっても嬉しいことを体感してもらいたかったんです。

    感じることは行動につながる大事な一歩ですね。

    小林さんと同じように、私も今日の行動が教室の中で続いてくれればと願います。

  2. coachsmile より:

    わかさん

    いつも真剣に向き合っているわかさんの言葉。ありがとう。

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