リアルに考える事のきっかけ作り

学習っていうと、あなたはどういうものだと考えていますか。
私の学んだ所によると、自分の体験と照らしあわせて考えていくのが、大人の学習だそうです。新しい知識を得るだけではないんですね。その際に学習を促すのが、リアルに考えること。つまり、自分の体験と結びつける事のきっかけを作ってあげることが、学習の促進につながるという事です。

今日もそんな話しを朝からしていました。
「問いかける」事で、自分の体験にアクセスしてもらうという方法についてはお話したことがあると想います。
その他に、自分の体験を参考として伝えることも一つだと言うことです。
「それならば、私にも・・・」とか「私の場合は・・・」とか、「私」に結び付く事として伝えてあげられることが大切なのではないかと考えています。
その事がきっかけで、そのばに居る人達の「すっきりさせたいこと」の解決に繋がる議論が始まったりすると、私としては最高の「リアル」な場作りになるのです。

今日もこれから一日、自分の課題に対して考えていく事で、他の人の体験と結びつけて一緒に問題を解決していくという事を繰り返しながら、リアルな場を作り出し、考えていきます。
そのことで、今までとは違う発想が生まれたり、なにげにできていた事を、意識して出来るようになりコントロールできるようになったり、それら全てが学習になっていくと想像できます。

リアルなきっかけ作りは、いかにその人の体験を思い出させるか。いかに今抱えている現状に照らし合わせる関わりをするかにかかっているのではないでしょうか。

きっと答えは一つではなく、沢山あるでしょうし、思いがけないきっかけも転がっているのかもしれません。
でも、なかなかそのリアルじゃない間接的、客観的なままで話しを進めようとすると、冷静ではあるでしょうが、学習には繋がらない気がします。「なるほどね」で終わり、その後に何か影響をもたらすものではなくなってしまうかもしれません。
だからこそ、いろんなきっかけをいかに作り出すかを、学習してほしい、育って欲しいと思う人は試してみて欲しいし、私自身もこれからも模索していきたいと考えています。

ああ、上司のいい話きいた。また自慢話か。で終わらせてませんか。
へえ、あなただからできるんでしょ。で終わらせていませんか。
その人が今、何をどうしたくて、今ここにいるのか。そのニーズを聴きとる事からもリアルに突入できるのかもしれません。共に学ぶというのは、そんな事から始まるのかなあ。まだまだ模索中。
あなたなりの方法があったら、聞かせてくださいね。

あなたはどう学習する機会を作っていますか。
どうリアルな状況へ結び付くきっかけを作っていますか。

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